石垣島の旅06 八重山そば本舗 ぴぱーつ(島胡椒)
平成22(2010)年9月22日(水)
コーラルリゾート石垣島の部屋に荷物を運び込み、一息ついたらそろそろ日が暮れてきました。明日の朝食などを買い出しがてら、夕食を食べに行きましょう。空港から伊原間に来るまでの間の国道沿いには、集落内の小さなよろず屋的な売店があるだけで、スーパーマーケットは見かけませんでした。また、コテージの近くで夕食が食べられる店は限られているようです。せっかくなのでローカルフードを食べたいと考え、事前に調べてあった「八重山そば本舗 ぴぱーつ」へ行ってみる事にしました。ぴぱーつとは島胡椒の事だそうです。
この店に近くにはマックスバリュやいま店が有るので、そのまま買い物をして帰ろうという計画です。例によって簡易ナビのミニゴリラでは検索できず、Google Mapと見比べて地図上で目的地を設定しなければなりません。行きとルートを変えて、於茂登トンネル(沖縄県最長1174m!)を抜ける道を利用しました。とはいえ日が暮れてしまったので景色は殆どわかりません。
お店の場所はANAインターコンチネンタル石垣リゾートの近く。おしゃれで清潔なお店です。妻はソーキそば、私はとろとろ三枚肉そばを注文。その他に蛸の唐揚げと、ジーマミー豆腐の揚げ出しを注文しました。
八重山そばの特徴は、細くて丸い縮れ無し麺に具は細切りのかまぼこと豚肉なのだそうです。(参考サイト) テーブル上には、島胡椒や、島唐辛子を泡盛に漬け込んだ辛い調味料(コーレーグース)が置いてあり、好みで使用します。甘みのあるおつゆがなかなかの美味。三枚肉もその名の通りとろとろに煮込まれています。
ジーマミーとは地豆=ピーナッツの事。ジーマミー豆腐は、胡麻豆腐ならぬピーナッツ豆腐なのですね。これを揚げ出し豆腐に仕立てたのが、ジーマミー豆腐の揚げ出しです。だしの利いた醤油味の汁に、ピーナッツ風味の意外なとり合わせで、こちらもとても美味しくいただきました。他にも石垣牛や、魚など色々な料理を楽しめるようです。
食事の後はマックスバリュに立ち寄り、明日の朝食用のパン、地元マリヤ乳業の牛乳、さんぴん茶、ロイボス茶などを買い込みます。石垣島地ビールというのも売っていましたが、今回はビールはやめて、石垣の泡盛「玉の露」と、与那国島の「どなん」を買って、オンザロックでちびちびやろうと思っています。与那国島には花酒と呼ばれるアルコール60度というとんでもないお酒がありますが、私はそんなに酒に強い方では無いので、一般的な30度の2合瓶を購入しました。
マックスバリュから道を挟んだ反対側にちょっとおしゃれな感じのショッピングモールがありました。覗いてみましたが、ガラガラで寂しかったようです。この付近には郊外型店舗が集中していて、完全に今どきの地方都市という趣。離島に来ている感じは殆どしません。
※島胡椒はヒハツ Piper longum という植物だそうです。胡椒よりも実が長いのですね。ぴぱーつと pepper の語源がサンスクリット語で繋がっている事を知り、ちょっと感動しました。
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