石垣島の旅11 野底のキッチンみさき で やぎそば
平成22(2010)年9月23日(木・祝)
体験ダイビングを終えて、コーラルリゾート石垣島に戻りましたが、まだ午後3時。天気も良いし暑いし、案外疲れてもいないので、シュノーケリングセットを持って、ナータ浜へ。波打ち際から何十メートルか泳げば、浅瀬でのシュノーケリングを楽しむ事ができます。
砂地の水底には黒いナマコがいっぱい。ところどころある岩場やサンゴの周りには、魚もたくさんいます。波も静かなので水面にプカプカ浮かびながら、のんびりと海中を眺めて30分ほど過ごしました。部屋に戻りシャワーを浴びます。
妻がエステに行きたいと言うので、市街地にある Senju というお店に予約の電話をかけたところ午後6時30分からとの事。早めに出てドライブと夕食を楽しみながら、市街地に向かう事にしました。このお店、ゴーヤ、よもぎ、もずくなど、島の食材を使ったケアが特徴。リゾートホテル併設のエステサロンより割安のようです。
伊原間から西回りルートを取ります。野底の集落を通りがかったとき、目立つ黄色の建物が。どうやら食堂のようです。営業中と出ています。ここで早めの夕食を頂くことにしました。
お店の名前はキッチンみさき。地元のおばさんとお嫁さんで切り盛りしているようです。簡素なお店で、看板も手作り。エアコンも無く、大型の扇風機が回っています。床にはサンゴのかけらが敷き詰められています。テーブル席が主体ですが、小上がりも有ります。しかし畳の上では幼児(5歳の孫娘)が身動きもしないで爆睡中^^。壁には船に乗ってレースをしている写真がたくさん貼られています。石垣ハーリーと言うのだそうです。
メニューを見て、私は迷いなく「やぎそば」を注文。焼きそばでは有りません。山羊肉の入ったそば。妻は山羊肉はアフリカでさんざん食べ、今更日本で食べたくないとのことで普通の八重山そばを注文。加えてゴーヤチャンプルーを単品で注文しました。
窓からは裏庭が見えます。畑になっています。吊るされた多肉植物はドラゴンフルーツですが、先日の台風の前に収穫してしまったとのことで実は成っていません。背後にはとんがった形の野底岳が見えています。
注文を取りに来たお嫁さんはイントネーションが独特で、ひょっとして海外出身の人?なんて思ってしまいましたが、石垣生まれの石垣育ちの方だそうです。(ごめんなさい) 後からおじさん(おばさんの旦那さん)がやってきましたが、この方は本土でトラック運転手をしていたそうで、普通の話し方でした。石垣本来の発音は少し違うようですね。おじさんは、やぎ肉だったら毎日でも飽きないよと言っていました。
料理が来ました。ゴーヤチャンプルーのゴーヤは裏の畑で採れたものだそうです。苦味が強めで、しゃっきりします。いよいよ やぎそば に挑戦。 おにぎりが一個(具は入っていません)と、 薬味のよもぎ(これも裏の畑で今採ってきたもの)が付いています。トロトロに柔らかく煮込まれていてかなり美味しいです。レバーも入っています。しかし独特の臭みが有ります。マトンの臭みを強くした感じです。私は全く平気でしたが、駄目な人には駄目かも知れません。よもぎは臭み消しなのでしょうが、あまり役に立っていないようです。(^-^;
この日はゲップの度にやぎ臭がこみ上げてきました。これぞ真のローカルフード。
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