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2010年11月18日 (木)

石垣島の旅14 石垣島離島ターミナルと過酷な高速船

平成22(2010)年9月24日(金)

 今朝は早起きです。午前6時15分にコーラルリゾート石垣島をレンタカーで出発しました。路面は濡れていますが、雨は止んだようです。予報ではこれから天候は回復する事になっています…。
Sany0740  7時前に石垣島離島ターミナルに到着。(リンク先の評価はかなり辛口になっていますね。)駐車場は有料で30分50円。今の時間はまだがらがらですが、日中は満車になる事もあるようです。駐車料金は離島への日帰りで約1000円、1泊2日だと3000円以上になり、レンタカー派にはちょっと辛い出費です。2007年にできたばかりのターミナルには、各船会社の発券カウンターや、売店が集中しています。ここから、竹富島、小浜島、西表島、鳩間島、黒島、新城島、波照間島への船便が出ています。

 我々が乗るのは7時30分発の西表島上原港行きの安栄観光便です。(必要ないかとは思いましたが)チケットは前日に電話で予約を取ってあります。予約したチケットは20分前までに購入しないと自動的にキャンセルになってしまうそうです。支払いはクレジットカードの他、Edyも使用できました。帰りの便指定の無い往復乗船券を購入。

 まずは、今日お世話になる Good Out Door さんに予定の船に乗る事を電話連絡します。構内には釣り具店も出店しています。売店には豊富な種類のお弁当が売られていました。価格もリーズナブル。運転しながらパンで朝食を済ませてしまいましたが、ここで買って食べれば良かった…。《実は食べなくて良かった。》外に出て浮桟橋をぶらぶらしてみます。雨上がりに日が差してきて、すがすがしい感じです。《この時は。》

 7時20分過ぎに乗場に行くと、すでに乗船が始まっています。Komatsu製の高速船あんえい号。客室は低い位置にあり、3-3配置で座席が並んでいます。客室外の船後部は屋根付きですが後方はオープン構造になっており、エンジンの爆音がもろに響きますが、喫煙が可になっています。《実はそこがベストポジションなのに。》 前から2列目の左側窓際に空席を見つけて座りました。《そこに座っては駄目だ。》 乗客は若いカップルが多く、元気な若い女性たちの話し声で華やいでいます。《待ち受ける運命も知らずに。》

 定刻に出航。港を出ると一気に加速します。外海は予想以上に大荒れ。座席の位置が低いので大きなうねりが来ると、波に飲み込まれたようになり視界が無くなり怖いです。伊豆大島航路のジェットフォイルとは異なり水中翼船では無いので、うねりの頂点を超えるたびに、船の後端を支点にして激しいピッチングが出ます。前方の座席に座ったのは大失敗でした。

 話し声で賑やかだった船内も、いつしか響きわたるエンジンの爆音とかすかに流れる船内放送のドリカムの曲だけの状態に。後ろの席で元気にしゃべっていた関西弁の若い女性も黙ってしまいました。

 西表島の北岸に沿って西へ。陸地からは離れた所を航行するのでうねりはおさまりません。西の空には厚い雲も所々に。青い顔をして黙り込んでいた妻が、客室を脱出。撃沈してしまったようです。私も40%酔いぐらいの状態でしたが、何とか持ちこたえ、45分後西表島の上原港に到着。乗客は皆へろへろです。後ろの席の関西弁の子は、すぐには立ち上がれないようで、座席にうずくまっていました。

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