湊病院問題 静岡メディカルアライアンスアライアンスが医療法人認可
11月3日伊豆新聞記事からです。
- 見出し
湊病院特別委 新医療法人 県が認可
JMA理事長 「今週中にも登記」 - 11月2日に共立湊病院組合議会の将来構想特別委員会が開かれた。参考人としてジャパンメディカルアライアンスの杉原理事長が出席。
- 杉原理事長は、新医療法人設立の申請を行っていたが、11月1日に認可の連絡が静岡県からあった事、今週中にも登記を行いたいとの考えを示した。
- 医療法人社団聖勝会を継承する。名称は医療法人社団静岡メディカルアライアンスとなる。理事長は杉原理事長またはジャパンメディカルアライアンス関係者が就任する。
- 今後組合議会の議決を経て、来年4月から共立湊病院の運営にあたる。
- 現在行われている現職員向けの説明会の他、一般公募の職員採用や、来年3月に住民説明会を予定。
静岡新聞にも記事が載っているそうです。休日で総務課が閉まっているので新聞を読めていないのですが、メールで情報をいただきました。同様の報道に加え、ジャパンメディカルアライアンスが開いた現職員向けの説明会に151人が出席した事も書かれていたそうです。
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見出しの付け方がうまくて、新指定管理者として県のお墨付きをもらったような印象をもってしまいますね。(^-^;
医療法第44条の規定で、医療法人設立には都道府県知事の認可が必要となっています。今回の話は、(湊病院の事とは関係なく、) 医療法人社団静岡メディカルアライアンス という法人を設立するための書類が審査され、その内容に問題が無かったので認可をしたという話です。登記をする事で、正式に新法人が誕生します。
ところが、その新法人を指定管理者として認めるかどうかというのは、これから運営会議や組合議会で話し合われ、議決される必要があるわけです。
ブログ ピッコロの部屋の10月30日付け記事でも指摘されていますが、マスコミも利用した既成事実の積み重ね作戦が着々と進行しているように思えます。
情報を利用という点では、現職員向けの説明会に151名とか、下田市長さん曰く170名とかいう話しも、うまく情報操作に利用されている気がしますが、このブログ読者の方には、151名が就職希望しているわけでは無く、情報収集の目的で参加している人や迷っている人も多数である事は実感できていると思います。10月に行われた現職員向けの意向調査の結果は現在とりまとめ中で、近日、職員に通知される予定であると伺っています。
松崎町の篠原議員はどうしたのだろうかと思い、ブログを確認してみましたが、日程が合わず特別委員会は欠席されたのだそうです。残念でした。
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