湊病院問題 松崎町斉藤あつし議員が新聞折り込みチラシを配布
12月26日付けで松崎町議会議員の斉藤あつし議員が、新聞折り込みでチラシを配布したそうです。
内容は、12月5日の組合議会で指定管理者議決に反対意見を述べた河津町の坪井議員や、松崎町議会で組合脱退決議案を提出した遠藤議員、それに賛同した篠原議員らに対する厳しい批判でした。松崎町でこれほど湊病院の件が話題にされる事はこれまで無かったのでは無いでしょうか。
「あくまでも白紙撤回を求める反対分子が、あらゆる手段で作為的行為を繰り返している。」「町の為、住民のため、の考えなど微塵も無いことは明らかである。みなさん、この様な行為は絶対に許すべきではない。目を見開いて貰いたい。松崎を餌[えさ]にされてたまるか。」など、激しい言葉が見られます。
左ページには坪井議員が組合議会において「捨てゼリフ的に 現指定管理者の地域医療振興協会にやらせれば良いのだ、と本音を暴露した。」と書かれており、右ページには「異常とも思えるこの行為、執念は何か 何処からかの? 個人的な見返りを求めての言葉と思うが、」と書かれているのがどうにも引っかかります。いったい何をおっしゃりたいのでしょうか。
全般に、自論・主張を延べるというよりは、他者の活動への批判が目立ってしまっている気がします。新病院計画を推進する事のメリットや、町の財政に対する影響とか、きちんとしたデータを示していただけたら良いのにと思います。松崎町が組合を脱退すると一部事務組合の持つ50億の資産を放棄する事になるといった事も書かれていますが、ではその事が実際に松崎町の財政にどのような影響を与えるのかを示すべきだと思いました。
また組合脱退決議案には拘束力が無く、可決されても松崎町の組合からの脱退が決まるわけでは無いのですから、「この問題がもし間違って5対4で可決された場合は松崎は病院組合からの離脱を余儀なくされ、大きな問題となる」という書き方は不正確であると思います。町民が誤解しないように正確な情報を書くべきではないでしょうか。
名指しで批判された形の篠原議員のブログ 「しのはらMG2hitorigoto」 に、このチラシに対する感想などを述べた記事が掲載されていました。非常に冷静に書き込みをされていると思いました。
しかし、反対分子だなんて…(゚ー゚; いったいここはどこの国 ?
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
「医療」カテゴリの記事
- 江島(えのしま)宮城県女川町 2(2019.02.16)
- 江島(えのしま)宮城県女川町 1(2019.02.11)
- 新専門医情報 2018年10月15日平成30年度第2回医道審議会医師分科会医師専門研修部会(2018.10.16)
- 新専門医情報 2018年9月28日 平成30年度第1回医道審議会医師分科会医師専門研修部会(2018.09.30)
- 新専門医情報 2018年6月15日理事会の記事(2018.07.02)
「湊病院問題」カテゴリの記事
- 下田メディカルセンター10月から回復期リハ病棟開棟(2013.09.07)
- 湊病院問題 2月27日一部事務組合議会定例会の記事(2013.02.28)
- 湊病院問題 旧湊病院の赤字補填に対して住民監査請求(2013.01.18)
- 伊豆今井浜病院 増床許可がおりたそうです(2012.12.11)
- 湊病院問題 10月4日賀茂地域医療協議会 静岡県は伊豆今井浜病院増床案を提示(2012.10.17)
コメント