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2011年2月17日 (木)

湊病院問題 未だに見えない「4月以降」

 すっかり報道も静かになってしまっていますが、実は少々困った事態が起こりつつあります。地域医療振興協会の共立湊病院指定管理満了まで、あと40日あまりとなりました。4月以降の静岡メディカルアライアンスによる運営の詳細については、1月中には発表されるという事だったと思うのですが、2月も下旬に入ったのに、継続される病床規模、外来診療計画などが発表されていないのです。病院長の名前も未発表です。

 移行にあたり問題が起こり始めています。

 入院については、3月には1つ病棟を休止して、2病棟100床とする事は決まっているそうです。4月以降、(下田市長さんの議会答弁の通り) 2病棟体制で継続できれば良いのですが、もしも1病棟50床のみに縮小という事になるとと大変です。3月中に入院患者さんの転院・退院を進めたり、新規の入院を制限して50人未満に絞り込まなくてはいけません。すなわち、入院が必要な救急患者の受け入れが殆どできないという事態が生じる可能性が高くなります。(伊豆下田病院の急性期化も3月ではまだ完了していない。)

 外来に関しては、4月以降の受け入れ能力が不明であり、通院患者さんを他院に紹介して分散させた方が良いのか、そのまま湊病院へ通院してもらうつもりでいていいのか判断できません。通院間隔の長い患者さんについては、4月以降の受診計画が立てられない状態だそうです。

 一日も早く、新体制の詳細を発表していただきたいものです。もしも下田・南伊豆の救急医療体制が破綻するような事になれば、周辺地域の医療機関にも大きな影響が出ることになります。 伊東市民病院にとっても人ごとでは無いのです。

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コメント

まさか、50床はないですよね?!

やるって、できるって言ったんだから!!

○主党のマニフェストみたいな〜


まさか、最初から地域の信頼を欠くことはないですよね?

組合の人、議員の人、正副管理者どの
大丈夫って、いってましたよね?

「心配ないですよ。4月から100床でいきます!」って、言ってくださいよ!

投稿: | 2011年2月17日 (木) 19時54分

匿名さん、コメントをありがとうございます。
 指定管理者サイドからの発表としては、昨年10月1日の記者会見での、(最低ラインとしての)内科外科、50床、医師10名、看護師20名という事しか出ていなかったと思います。
http://kinojun.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/234-82cf.html
 下田市議会で組合副管理者である下田市長さんが、2病棟だとか、90床だとかいう可能性について述べていたようですが、行政の人たちが人材集めに協力して、一緒に汗を流してくれるわけでは無いので…。集める方は大変だと思います。

投稿: きのじゅん | 2011年2月18日 (金) 00時05分

きのじゅんさん、心配いりませんよ。下田に救急を受け入れる60床の伊豆下田病院が新しくできるじゃないですか。2つ合わせて110床。現在でも湊の入院患者数は70-80名ですから、1病棟でも大丈夫でしょう。  外来も、伊豆下田病院は殆ど現在の湊の先生が行かれるようですから、そのままそちらへかかれば安心! ただ、ちょっと遠いのと駐車場がなさそうなのが心配?

投稿: 南伊豆から | 2011年2月18日 (金) 11時30分

南伊豆から さん、コメントをありがとうございます。
 いえ、最大の問題は、この3月なのです。伊豆下田病院は現在工事中であり、常勤医師は2名だけです。急性期病院として機能できるのは設備が完成して、協会の医師や看護師などの職員が共立湊病院から異動する4月1日以降なのです。3月19日-21日の三連休もあり、観光客も増える時期に、下田南伊豆の救急受け入れ能力がずっと飽和状態になってしまう事を懸念しています。地元の皆さん、危機感無いですか?
 4月以降が何床になるかで、これから3月末までの対応は大きく変わってくるはずですが、その計画すら立てられない現状のようです。

投稿: きのじゅん | 2011年2月18日 (金) 12時31分

南伊豆に住む者です。
町内の回覧板で議会だより(新病院の紹介)が各家庭に回り、住民たちは「良かったよ~」と思っています(思い込まされています)
南伊豆には 沢登さんや藤井さんが発行されたような現状を知らせるものがいっさい無く、問題提起されていることすら知らず、危機感などありません。
議員さんにお任せ、といった感じです。
(確か一月末に下田の議員さんが 湊病院問題について 南伊豆でお話して下さったと思いますが、それはどんな状況だったのか、知りたいです・・・)

4月には下田でも市議会選挙がありますが、南伊豆でも夏には町議選、冬には町長選があるとのこと。
現湊病院の跡をどうするのか、医療が選挙の道具として使われるのではないか、と心配しています。
現に町議の一人が南伊豆に(自分の選挙に)都合のいいように医療者を使おうと考えている内容を聞いて、愕然としました。
こんなことになっているなんて知らなかった、とも言っていました。 で、自分の選挙でまた医療者を駒のように動かそうとしているなんて・・・ 驚きです。 どこまで自分勝手なんでしょうか。 行政も医療もお互いに大事にし合うような、そんな関係になればいいのに、と思いますが。

投稿: いず太 | 2011年2月21日 (月) 01時43分

いず太さん、コメントをありがとうございます。
 南伊豆町の方はあまり危機感ありませんか…。南の人が一番影響が大きいのに。藤井六一議員の講演会を傍聴した方から話を伺いましたが、残念ながら傍聴者はそんなに多く無かったそうです。内容の詳細は聞いておりませんが、過去の経緯から現在の状況まで、色々と興味深い議論がなされたとの事です。
 おっしゃるとおり、行政と医療者が尊重し合う関係が当たり前になるといいですね。その鍵は今後の住民の皆さんの活動が握っていると思うのですが。

投稿: きのじゅん | 2011年2月21日 (月) 19時56分

またおじゃまします。
もしも、4月からのSMAによる湊病院が50床でスタートとなると、協会は3月中に50床に減らして SMAに引き渡す、ということになるのですよね。
そんなことが可能なのですか?

4月から50床でしかスタートできない理由は 医療スタッフが足りないからですよね?
スタッフを集められないツケを 組合は平気で協会へ押しつけるのでしょうか? あまりにも自分勝手。
議会だよりには 良いことばかりうたっていますが、これが実現しないとなると・・・一体 どうするのでしょうか。
議会だよりは 無責任の証拠になるのかもしれません!

投稿: いず太 | 2011年2月25日 (金) 00時45分

いず太さん、再びのコメントありがとうございました。
 公設民営の場合、スタッフ集めは基本的に指定管理者の責任です。組合側は、その法人の能力について調査し議論した上で、指定管理者に議決したわけですから間接的な責任はあるのですが、昨年12月1日の記者会見でJMA杉原理事長さんは、最低ラインとしての50床、内科・外科、看護師20名を提示していたので、これが達成されれば当座の約束は果たしたことになるのでは無いでしょうか。
 ただし、一部事務組合はこの4月までのスタッフ集めのために8000万円というかなりの額の公金を新指定管理者に支出しましたから、その用途や適切性、有効性について検証する責任はあると思います。大久保婦久子さんのご遺族の寄附金2000万円も使われているのですから、尚更です。(もっとも、寄附金をもらうだけもらっておきながら、これまでの発表では大久保さんや作品展示室の事には触れずじまいですね。

投稿: きのじゅん | 2011年2月26日 (土) 00時41分

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