« 湊病院問題 伊豆ジャーナル平成23年3月25日号発行 | トップページ | 女川に行ってきます »

2011年3月29日 (火)

湊病院問題 3月28日一部事務組合幹部らが県庁を訪問

 平成23年3月29日静岡新聞記事からです。

  • 3月28日、組合管理者の鈴木南伊豆町長らが県庁に石川健康福祉部長を訪ね、医師確保の現状や2次救急医療体制を報告。
  • 組合と県の話し合いは非公開。
  • 鈴木町長 「4月からは3病院で協力してやれると地域で決めた。100%ではないが、補完しあっていく。」
  • 県 「輪番制にすれば、内科が専門の医師でも救急搬送による手術なども担う。ほかの2病院の疲弊につながらなければいいが…。住民のためにもしっかりやってもらうしかない。」

----------

 記事の写真を見ますとかなりの大人数での県庁訪問となったようです。1市5町の団結姿勢を県に示す意味合いもあったのかもしれません。とはいえ、この訪問で何か新しい展開が開けた、というわけでは無いようです。県のコメントを見ますと、賀茂地区の2次救急輪番体制に対して非常に不安を持っているのがわかります。(賀茂地区の救急関係者の多くが同じ思いでいるでしょう。)

 記事からは離れますが、この4月からのSMA運営の共立湊病院の常勤医師3名について、情報が入りました。既報の通りお一人は杉原理事長さん、二人目は糖尿病専門医の先生のようです。三人目の医師はSMA傘下のクリニックの医師が、湊病院に異動されるそうです。

 診療所勤務から病院勤務への復帰は私も経験していますが、最初は結構大変でした。(ひと月ぐらいで勘を取り戻しましたが。) しかもいきなり、少人数での2次救急対応の中心にならざるを得ないので、かなり大変かと思います。困難な状況に身を投じる決意をされた事に敬意を表します。

|

« 湊病院問題 伊豆ジャーナル平成23年3月25日号発行 | トップページ | 女川に行ってきます »

医療」カテゴリの記事

湊病院問題」カテゴリの記事

コメント

SMA傘下の医師も、Nクリニックに1人、Sクリニックに2人だけだと思うのですが…そちらはどうするんですかね?

継ぎはぎ継ぎはぎで全てが中途半端になることが心配です。

投稿: | 2011年3月30日 (水) 06時01分

匿名さん、コメントありがとうございます。
 そうですね。今までクリニックでその先生に受診していた患者さんは、どうなりますか。急な話で困っているのかも知れませんね。

投稿: きのじゅん | 2011年3月30日 (水) 16時42分

足らぬ足らぬは工夫が足らぬ。湊病院と比べたら、それこそ猫の額の様な狭さです。しかし、私も含め下田病院全職員はできる限り最高の医療を提供したいと、本日より気持ちを新たに出発しました。一日も早く地域に信頼される病院になるよう、私も微力ながら奮闘します。よろしくお願いいたします。

投稿: | 2011年4月 1日 (金) 17時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 湊病院問題 3月28日一部事務組合幹部らが県庁を訪問:

« 湊病院問題 伊豆ジャーナル平成23年3月25日号発行 | トップページ | 女川に行ってきます »