女川町医療支援活動報告18 2度目の女川町立病院支援
本日(5月27日)から、2回目の女川町立病院支援に来ています。今回の日程は2泊3日で、院内での日当直、土曜外来が主な仕事です。週末なので公的なフィールドワークはありません。
女川町立病院のインフラはだいぶ改善してきています。
- 1階玄関のドアが修復され、自動ドアも復旧しました。
- エレベータが稼働しました。
- 上水道が復旧しました。
- 固定電話が復旧しました。
- 支援医師の寝床は当直室、医局内仮眠室、病棟の空きベッドとなりました。
- 当直室や手術室のシャワーが使えるようになり、毎日体を洗う事ができるようになりました。
夕方到着したので、町の様子はまだしっかりとは見ていませんが、瓦礫の撤去が進んだようです。埠頭に転がっているタンクはまだそのままとなっています。今夜は早速当直業務をしていますが、平和な夜です。
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コメント
女川町立病院の現状を知りたくて検索していたら、こちらのページにたどり着きました。私は、3月31日まで勤務していたものですが、自宅の損壊にあい退職、現在は関東に避難し、主婦をしております。継続的な女川町立病院への支援、感謝します。
退職した後も、やはり、気がかりで、ときどき、そっと情報を検索していました。
どうか、早く、女川が復興できるよう、今は遠いところから祈るのみです。
今後も、よろしくお願いいたします。
投稿: 八木 | 2011年5月28日 (土) 21時48分
八木さん、今晩は。ブログを読んでいただきありがとうございます。
斉藤院長を始め、職員の皆さんは元気に活躍されていますよ。病院の内部はいろいろな事が改善されてきています。町では仮設住宅の建設が始まり、避難所で生活されている外来患者さんからは入居抽選の話題も出ていました。市街地は相変わらず何も無い状態なのですが、町では復興計画の策定が進められつつあり、いずれ新しい町の姿が明らかになってくるでしょう。今後も継続してお手伝いできればと思っています。
投稿: きのじゅん | 2011年5月29日 (日) 00時01分