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2011年6月 1日 (水)

女川町医療支援活動報告23 女川町復興方針中間答申について

 5月11日付けで女川町役場復興推進本部が発行した「女川町 復興ニュース 第2号」を拝見しました。2面に復興方針・中間答申より という記事が掲載されています。

 復興の基本的考え方として、次の3つの柱が掲げられていました。

●安心・安全な港町づくり 《防災》

  1. 港周辺部の土木構造物等の整備
  2. 津波避難対策の構築
  3. 防災上重要な施設の集約・拠点化
  4. 学校等避難所の機能の強化
  5. 防災道路ネットワークの整備
  6. 自立型エネルギーの整備
  7. 地域防災力の強化・意識啓発の推進
  8. 災害遺構の保存等
  9. 地域防災計画の見直し

●住みよい港町づくり 《住環境》

  1. 町中心部の安全な居住地の確保
  2. 離半島部の安全な居住地の確保
  3. 恒久住宅の供給・再建
  4. 公共交通機関の再開・整備
  5. 歴史的遺構・伝統的文化の回復
  6. 医療機関・福祉施設の集約・拠点化

●港町産業の再生と発展 《産業》

  1. 水産業の応急復旧による早期再開
  2. 漁港の再整備と水産業の再生
  3. 商工業の再生
  4. 新たな雇用の創出
  5. 観光の再生・創出

 復興のスケジュールは、

  • 復旧期(復旧事業や復興に向けた事業の準備の時期) 2年、
  • 基盤整備期間(町の基盤の再建・整備の時期) 3年、
  • 本格復興期(整備された基盤に基づき、地域の価値を高める時期) 3年

の三段階で進めるとされています。大雑把に言うと、最初の段階で瓦礫や倒壊した建物を撤去し、2段階目で土地の嵩上げ整備などを行い、3段階目で実際の施設などを整備していくという事でしょうか。延べ8年間に及ぶ長期の計画です。

 具体的には、住宅地の高台への確保、津波からの避難対策として、避難場所や避難ビル、避難路の設置。まちが孤立しないように防災道路の整備などが掲げられていました。

 現時点での計画地図も掲載されていました。港近辺の土地は、水産加工業や、観光・商業地、緑地・公園などとして活用。住宅は総合体育館の周辺や、勤労青少年センターのある鷲神浜あたりの高台に整備するような感じです。JR石巻線については清水地区の方に延伸し、新駅を設置する計画も書かれていました。住宅地と商業地を分離する事が、高齢化の進む地域にとって本当に望ましいのか…悩ましい所です。

 完全復興へは長い道程となりますが、安全で住みやすい女川町になるように願っています。

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