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2011年6月13日 (月)

FIAT500

 車の定期点検待ちの半日、代車として貸し出されたのは FIAT 500; (チンクエチェント) 1.4ラウンジでした。色はピカピカの紺(ニューオリンズブルー) 今回からこのディーラーの代車はレンタカーに変わり、免責5万円の車両保険がセットされるようになったのは良いニュースです。

 新型"2気筒"エンジンのツインエアの登場で、1.4ラウンジは在庫のみの販売。近いうちにカタログ落ちモデルになります。ラウンジはポップよりも上級仕様で、グラスルーフが装着されています。手動のシェードは薄手の布製で、閉めてもやや透けています。真夏はシェードを閉めていても暑いかも。パワーウインドーのスイッチがなかなか見つからない…センターコンソールのエアコンの下についていました。ステアリングはチルトのみでテレスコが無いので、アップライトに座ってもハンドル位置はやや遠くに感じました。リクライニングはダイヤル式。微調整ができる点はいいですが、倒して寝るのには不便です。ヘッドレストは硬い樹脂製で、頭をぶつけるとちょっと痛い。

 1.2やツインエアと異なりアイドリングストップ機能は無し。代わりにエンジンの反応を鋭敏にしパワーステアリングのアシスト量を抑えるSPORTモードのスイッチが付いています。トランスミッションは5速ロボタイズドマニュアルのデュアロジック。まあ、C4ピカソでロボタイズドマニュアルには慣れているので、私としては違和感はありません。変速のタイミングでアクセルを緩める癖が身についています。ESP付きなので、坂道発進支援機能がついているはずですが、意外に効いてくれず良く後ずさりしました。

 さて走り出し。やけにエンジンがよく吹き上がるなあと思ったら、SPORTモードがオンになっていました。オフにすると、今度は随分ダルです。最近の車はアクセルが電子制御なので、味付けはいかようにも変えられるわけですが、私の好みはちょうどその中間ぐらいでした。

 ちょっと高級なおしゃれ車なのかと思っていた 500ですが、乗ってみると小型の実用車そのもので、車内は豪華でも静かでも無いし、短いホイールベースでひょこひょこピッチングが出ます。Miniと同じようなカテゴリーと思っていましたが違んですね。MTで乗るとまた印象が違うのかも知れません。フェラーリの名を冠した569万5千円のスペシャル版も出ていますが、どうなんでしょうか。

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