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2011年7月29日 (金)

女川町医療支援活動報告35 川尻、宮ヶ崎地区再訪(7月23日午後)

Sany1356 4月2日にローラー作戦で訪れた、川尻・宮ヶ崎地区の様子を7月23日午後に見てきました。
  写真1枚目。女川という川の河口付近に女川橋という国道の橋がかかっていましたが、津波で流出してしまい、現在は川の上を埋め立てて道路にしています。路面の下に太い通水管を通してあります。北側の岸には、骨組みだけとなったいくつかの建物が、未だ多くの瓦礫が乗ったままの状態で置かれています。市街地の瓦礫の多くが撤去されましたが、ところどころこのように未撤去箇所も残っています。
Sany1359 「橋」の向こう側から左手の山に上っていく急斜面の途中に、川尻地区の住宅があります。被災時はちょうど下水道工事の途中だったため、歩道の真ん中には下水管を通すための深い溝が掘られたままとなっており、通行に危険がありました。今回はご覧のようにしっかりと埋め戻されていました。

 写真奥に写っている家は、津波で土台と上屋がずれてしまっています。建物の耐震診断で「危険」と判断され、大きな張り紙をされた家も何軒か見かけました。前回訪れた時は人が住んでいた家も含まれているようでした。Sany1361

 坂を登り切ると、真新しい車道に出て、宮ヶ崎地区へと下っていきます。以前ワゴンRが電柱と法面の間にはまっていた場所に来ましたが、綺麗に撤去されていました。電柱も曲がっていません。撤去作業は大変だったでしょうね。冠水して使用できなくなった集合住宅の駐車場には、ナンバーを外され廃車を待つ車がたくさん停まっていました。4ヶ月以上を経過し、車体のあちこちに錆が出ていました。

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