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2011年8月28日 (日)

湊病院問題 8月26日組合議員が工事現場視察

 8月27日伊豆新聞記事からです。

  • 組合議会は8月26日下田南高跡地で進められている新病院の建設現場で現地視察。
  • 議員が一部入れ替わったのを機会に安全祈願祭依頼初めて現場を訪れ、進ちょく状況や防災対策に関する質疑を行った。
  • 完成引き渡しは来年4月10日を予定。
  • 今年6月には免震装置の基礎工事が終わり、8月時点では1階床工事に入っている。
  • 議員からは想定外の津波対策の質問が出た。
  • 新病院敷地の標高は5mで、2階部分は9.3m、4階屋上が17.3m。
  • 地層は粘土質で液状化の影響は少ないとの見方が示された。

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 建物の建設は順調に進んでいるとの事です。
 気象庁のホームページを見ますと東海地震での下田付近で予測される津波の高さは5-10mとされています。4階(機械室のみ)の屋上の高さが17.3mとの事ですが、院内の全員が避難するだけの広さはとても無いでしょうから、現実的な入院患者さんの避難場所は3階の病棟か、その屋上になるでしょう。ここの床面は12m-15mぐらいでしょうか。
 いずれにしても1階の外来部門を津波から守らないと、震災後に災害拠点病院としての機能は果たせなくなります。もっとも周辺の市街地が被害を受けると、石巻市立病院のような状況になりますから、津波対策というのはなかなか難しいです。

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