湊病院問題 沢登下田市議らが組合管理者を提訴

　湊病院をめぐる報道はしばらく陰を潜めていましたが、久しぶりに意外な報道がありました。11月29日静岡新聞からです。

• 沢登下田市議らが28日までに、組合管理者の南伊豆町長を相手に4200万円の損害賠償などを求めた住民訴訟を静岡地裁に提訴。
• 2009年9月プロポーザル競技審査委託を医療コンサルタント業者と締結
• プロポーザルに含まれていない職員宿舎工事を病院本体工事の受注会社と随意契約した、とした。

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　小さな記事であり、争点などの詳細はわかりません。プロポーザル競技審査委員会の業務委託の件については過去記事でも触れました。

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[12月2日追記]

　11月30日の伊豆新聞に関連記事が掲載されましたので、追記します。

• 提訴したのは、沢登下田市議と、土屋誠司元市議。
• 共立湊病院組合管理者の鈴木南伊豆町長に対し、約4226万円を組合に返還する事などを求める行政訴訟。
• プロポーザル競技審査業務をさしたる理由もなく医療コンサルタント業者1社と300万円で随意契約。公平性と透明性を欠く。
• 新病院の職員宿舎は一般競争入札で建設した場合は約10%(3916万円)安く建設できたはず。
• 沢登議員、「組合に住民監査請求を行ったが、監査委員の通知は棄却の決定だった。残された手段として行政訴訟を行った。」

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　組合相手の裁判の過程において、これまで明らかにする事ができなかった、いくつかの疑問が解明される事を願っています。