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2011年12月26日 (月)

湊病院問題 賀茂地域医療協議会 145床配分への道筋

 12月22日伊豆新聞、静岡新聞、朝日新聞に、21日の第1回賀茂地域医療協議会の記事が掲載されました。
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  • 6市町の首長と賀茂保健所長、賀茂地区の医療関係者ら14人が出席。
  • 静和病院の廃院により賀茂地域は病床非過剰圏域となった。145床の空きが生じた。
  • 病床整備計画を来年2月まで公募。3月中に県が内容を審査、賀茂地域医療協議会で意見を聴取後病床配分を決定する。
  • 整備計画では、
    医療法上必要な人員の確保が見込まれること、
    収支計画に妥当性があり、必要な資産を有すること、
    などが審査される。
  • 優先事項に、
    原則一般病床
    2次救急医療、周産期医療、小児医療を提供する病床
  • 各首長からは公平な分配を求める意見。
  • 他の意見として「すべての病床を分配して空き病床が出ないか」「不足する医師や看護師を取り合うことになるのでは」
  • 医療圏の現状と課題として、住民の41.1%が圏域外の病院に入院している事が報告された。
  • 分娩件数はが2008年の291件から、2010年には248件に減少し、4割が圏域外での分娩。

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 145床の分配が決まるのは年度をまたぐのかどうか。この春に賀茂医療圏には大きな変化が生じるので、個人的には、各病院の立ち上がりの状況を把握した上で病床を配分するのが良いのではとも思いますが、そのようにはならないようです。

 これまで共立湊病院の新築をめぐって自治体間の綱引きが繰り広げられてきましたが、結果的に圏域内の各地区で2次医療を整備する流れになってきました。

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