ビンタン島の旅02 Mayang Sari Beach Resort
2012年10月8日(月)
インドネシアのリアウ諸島州に属するビンタン島は、面積1866平方キロ。人口は約40万人。シンガポールからは南東に船で1時間の場所にあります。シンガポールと日本の時差は1時間です。ビンタン島のタイムゾーンはスマトラ島と同じのため、日本に近づく東方に向かうのになぜか日本との時差は2時間に広がるパラドックスが生じます。よって日が暮れる時間はやや早い。
ビンタン島のリゾート施設は島の北西部に固まっています。このエリアに通じる道路にはゲートが設置されており、一般の住民は締め出されている特殊な地域です。(ただしエリア内にもリゾート施設の従業員向けの集合住宅や商店が集積した区域があります。)リゾート施設の入口もゲートがあるので、各施設内の安全性はかなり高く保たれています。反面地元住民の生活に触れるチャンスは皆無となります。施設従業員にはスマトラ島やジャワ島などインドネシアの他の島出身の方も多いようです。
Bandar Bentan Telani フェリーターミナルの待合所には、各リゾート施設の係員が待機しており、手荷物にタグをつけて運んでくれます。元来チップの習慣は無いとの事です。ターミナル前に並んだバスの中から間違えずに Nirwana Resortのものに乗車。さっそくホテルに向かいます。ヤシの木が立ち並ぶ南国らしい演出の効いた沿道。送電線の鉄塔のひとつにはスマトラタイガーの大きな画が掲げられていました。質問してみましたがこの島にタイガーは居ないそうです。^^; リゾートエリアのインフラは国の威信をかけた事業としてよく整備されており、電力、上下水道は完璧。水道水は飲用に耐えるというから驚きます。(まあ、飲みませんが。)
今回滞在するのは Mayang Sari Beach Resort 。Nirwana Gardens グループの宿泊施設の一つで、4室一組で建てられたシャレーが立ち並んでいます。各部屋にはキングサイズのベッドが一つと、バスタブ付きのバスルームがついています。冷蔵庫とテレビ(NHKも映る)はありますが、電子レンジやキチネットは付いていないので自炊には向きません。我々のような親二人子一人にはぴったりの規模。やや古びていますが、きちんと清潔に保たれています。
今回の旅行は個人手配でしたが、ホームページからの早期割引予約(キャンセル不可)で1泊朝食付きで168シンガポールドル=約10700円でした。(大人2人、幼児1人) ただし21%の税とサービス料が別途かかります。
現地の言葉はもちろんインドネシア語ですが、施設内では英語は普通に通じますし、ある程度の日本語を知っている人も結構います。ただし滞在中、我々以外の日本人の姿はあまり見かけませんでした。
規定のチェックインは午後3時ですが、平日とあって空いており、まだ午前10時過ぎだというのにさっそく部屋を使う事ができました。掃除の行き届いた白い砂浜。ビーチの両側には岩場もあって、多少はシュノーケリングも楽しめました。(シュノーケルセットは日本から持参しています。) 残念ながら生きたサンゴはいません。はるか沖合を大型貨物船が行き交ったり、東隣のスポーツセンターではジェットスキーを貸し出したりしていますが、思っていたよりは海が綺麗で安心しました。ただ、季節によってはタールが漂着する事があると、書かれていました。
娘はもう待ちきれず。いつものようにライフジャケットと浮輪を装着して海へ直行。全く子供は元気です。泳ぎ疲れて午後は全員で爆睡。夜は海風が涼しくて、日本の夏よりよっぽど快適です。
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