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2013年1月24日 (木)

2012年シンガポールJCIプラクティカム4 2日目

 2日目(2012年4月24日)の日程です。午前中は
(1) JCI Evaluation Methods: Tracer
(2) The Survey Simulation
(3) Challenging Standards
の3セッションの講義が行われました。

 (1)ではよりも具体的にPatient TracerとSystem Tracerの内容が解説されました。(2)では病院見学での注意点や現場で確認すべき点について触れられました。(3)ではこれまでに認証をうけた医療機関において達成率が低かった規格が紹介されました。危険物の取り扱い、安全で安心な施設、患者記録の完全性の定期的な検証、各スタッフにより提供されるサービスの質と安全性の評価などの規格の達成率が低かったそうです。

 午後からは二手に分かれます。半分は実際にJCI認証をうけた病院に行き、模擬Tracerが行われました。私は会場に居残り下記の3セッションを受講しました。午前中までの全体講義形式から、小グループに分かれてのグループワークが中心でした。

(4) Case Study 1
(5) Root Cause Analysis Workshop
(6) International Patient Safety Goals

 (4)ではTracerの質問にどのように答えたら良いかの机上シミュレーションが行われました。(5)のRCAは日本語では根本原因分析法と呼ばれ、医療安全上起こった問題に対して、どうしてその問題が発生したのか遡及的に検討するものです。通常これだけで1日費やすものです。1時間程度のセッションでは通り一遍の解説にしかなりませんし、ワークショップも不十分なものでした。

 (6)ではJCI規格の中心となるIPSGについての解説が行われました。IPSGは各規格の中で最重要と考えられるものを別格で抜き出したもので、病院向け規格Ver4では以下の6つになります。

IPSG.1 Identify Patients Correctly
IPSG.2 Improve Effective Communication
IPSG.3 Improve the Safety of High-Alert Medications
IPSG.4 Ensure Correct-Site, Correct-Procedure, Correct-Patient Surgery
IPSG.5 Reduce the Risk of Health Care–Associated Infections
IPSG.6 Reduce the Risk of Patient Harm Resulting from Falls

 日本で医療安全関連の講習などを受けますと、殆どの事例がIPSGの項目に収束していきます。なるほど重要なんだなあと感心させられます。

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