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2013年2月28日 (木)

湊病院問題 2月27日一部事務組合議会定例会の記事

2月28日伊豆新聞記事からです。

 一部事務組合下田メディカルセンター 組合議会2月定例会が27日に開かれたそうです。記事の見出しは「154床稼働は10月」となっています。

  • 東伊豆町藤井広明議員の質問に楠山下田市長が答弁。
  • 現在105床。人材の確保が困難。154床フルオープンの時期は今年10月を目途にSMAと協議中。看護師の確保ができていない現状。
  • 病院事業報告。2月1日、常勤医師10人(うち県派遣3人)、非常勤31人。看護師68人。昨年5月から今年1月までの入院患者述べ15961人(57.8/日)、外来38190人(172.8人/日)。救急患者が前年同期比77%増。
  • 2013年度病院事業会計予算などを可決。入院患者22995人、外来52250人。病院事業収益3億51万円。事業費用5億646万円。

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 予算での入院22995人は63人/日の計画であり、組合管理者答弁とはうらはらに今年10月からの154床稼働は見込まれていないように見えます。

 外来は診療日数が何日で計算されているかわかりませんが、概算で200人/日程度になるようです。病院事業の収支は2億595万円の赤字になっていますが、大きな欠損の理由は記事では不明です。(赤字補填は無いはずですので。)

 参考までに平成21年度の共立湊病院受診者の数字を出しておきます。過去の組合議会の議事録に記載されていたものです。(ホームページは消えましたが、PDFは残っていました。)すでに患者数が大きく減少していた年でしたが、入院述べ患者数36950人(101.2人/日)、外来述べ患者数79873人(272.6人/日)と記載されています。

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 同日の伊豆新聞に、伊豆東部総合病院の21床増床申請が賀茂地域医療協議会で協議され了承されたとの記事が掲載されていました。最終的な決定権は静岡県にあります。同院は現在139床ですが、予定では10月から160床になるとの事です。診療科は、消化器内科、循環器内科、腎臓内科(透析)、小児科、産婦人科が新設されると書かれています。不足している小児科、産婦人科の新設というニュースはこの地域にとって大変嬉しい事です。医師が常勤するのかや、分娩を扱うのかについては記事で触れられていません。

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コメント

下田MCは開院からもうすぐ1年になろうとしているのにまだ病床の稼働率が半分にも満たない状況なのに対し、同時期の開院した今井浜はだいぶ前から満床状態でMCより入院患者数が多いみたいです。しかもMCはもう2億以上の赤が出ているとは驚きですね。満床にほど遠い状況なのに154床開けようという意図がわかりません。
本末転倒な経営方針に近い将来が危ぶまれます。
足がないためMCに来られなくなった南伊豆のお年寄り達は、今井浜のバスに乗りながらどういう気持ちでMCの前を通過して行くのでしょうね。

投稿: 杉ちゃん | 2013年3月 5日 (火) 00時23分

東部総合病院の外来担当医表を見ると、もともと消化器内科、循環器内科、腎臓内科(透析)の医師は常勤、非常勤はわかりませんがいましたので、本当の新設は小児科、産婦人科なんだと思います。婦人科から産婦人科にわざわざ変更するということは、分娩を行うと考えてしまいますが、全く騒がれていませんね。誰も信じていないからでしょうか・・・。標榜は自由なんですかね?

投稿: 南伊豆住民です | 2013年3月 6日 (水) 08時09分

杉ちゃんさん、南伊豆住民です さん、コメントをありがとうございました。
 南伊豆町の医療バスは自治体の境界を越えられないため、下田までは運行できないのですね。民間医療機関は自由に送迎バスを運行できるためその点は有利です。公設民営施設の運営はどうしても自治体側の意向に影響されますので、必ずしも経営的にベストの選択が難しい場合もあるかもしれません。公立によるメリットとの引き替えですが。
 下田でも多くの元同僚や後輩たちが頑張っています。切磋琢磨して医療のレベルが向上し、経営も改善していく事を願っています。
 産婦人科の件は今のところよく分からないですね。東部総合病院さんのホームページを見たら新しい院長先生の紹介に「在宅診療もいたします」と書かれていました。東賀地区は在宅医療が弱かったのでありがたいことです。(以前、上河津から稲取まで往診できないかと相談された事がありましたが、さすがに遠くて…。)
http://www.fureai-g.or.jp/izu-toubu/pdf/catalog.pdf

投稿: きのじゅん | 2013年3月 7日 (木) 19時08分

下田メディカルセンターの整形外科 中村先生が6月で退職されるそうです。どうなるのでしょうか?県派遣の整形ドクターも撤収されてしまったら、整形外科不在となります。。。。

投稿: 黒船 | 2013年5月10日 (金) 22時24分

黒船さん、コメントありがとうございます。
県からの派遣は1年単位ですので、来春までは動きが無いと思います。ただ、自治医大卒業医師の中で整形外科志望の人はあまり多くないので、年度によって変動はあります。旧湊病院時代も、小児科や耳鼻科などで常勤医の派遣されていた時期もありましたが、永続的ではありませんでした。

ところで、今回SMAホームページを見ていたら
http://www.s-m-a.or.jp/news_130331.html
ひがしなかクリニック(旧西川クリニック)がSMA傘下ではなくなったと書かれていて、ちょっと驚きました。

投稿: きのじゅん | 2013年5月11日 (土) 00時46分

「出資持分の放棄など、自らの医療法人を地域の公益のため捧げられた旧聖勝会理事会の大英断には、深い畏敬と感謝の念を禁じえません。」
SMAが立ち上がった当初のSMAのコメントです。
西川先生はSMAの理事でもあったかと思いますが・・・。
SMAから外れても(医療法人でなくても)、医療機関って運営できるのでしょうかね。ひがしなかクリニックはやっているようですが・・・。

年度が変わって、内科の田川先生、小児科(しらはまクリニック)島田先生も退職、婦人科、耳鼻科は縮小傾向です。派遣先の都合でしょうか。
どこの病院も医者、看護師不足には苦労しているようです。
下田メディカルは10月のフルオープンに向け、今井浜病院は増床に向け、看護師大募集中のようです。

南伊豆町長選も終え、当時SMAを指定管理者にした2人の市町長が姿を消しました。。。ちょっと残念でもありますが、南伊豆町長選は新聞報道の接戦予想を覆し、圧倒的?大差で梅本さんが勝利しました。今後の町行政に期待しています。

投稿: | 2013年5月11日 (土) 13時19分

昨年度末に西川先生はひがしなかクリニックと共に、突然SMAを抜けると言い出したそうです。突然の裏切りを受けたSMA理事長の怒りは相当でしょう。これで西川先生は全てがチャラになってしまうのでしょうか?何だか理不尽ですね。

投稿: 黒船 | 2013年5月11日 (土) 16時06分

匿名さん、黒船さん、コメントをありがとうございます。
 医療機関を運営するのに、医療法人である必要は無いのですが、過去の経緯を考えると複雑なものがありますね。
 先月、久しぶりに伊豆半島を一周して、旧知の方々とお会いしてきました。昔と変わらぬ自然の美しさを堪能しましたが、平成6年から10年間を過ごした頃と比べると地域の元気の無さを感じる事も正直ありました。
 南伊豆町も新町長のもとで活気づく事を期待しております。

投稿: きのじゅん | 2013年5月13日 (月) 00時21分

10月の病床稼働は回復期!?
http://www.reharec.com/tokai-chubu/36shizuoka/shimoda-medicalcenter/

今井浜病院の動きを見てか、看護師が思うように集まらないためかわかりませんが、残りの病床は回復期病棟にするようです。

投稿: | 2013年7月17日 (水) 12時06分

匿名さん、情報コメントありがとうございます。
 最近新聞記事やオフィシャルな情報がなかなか少ないのですが、思いがけないところに思いがけない記載があったのですね。

投稿: きのじゅん | 2013年7月18日 (木) 07時00分

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