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2013年7月 8日 (月)

2012年6月Thomas Jefferson University Hospital 研修記録17 The Joint Commission

 The Joint Commission (TJC)は、アメリカにおける医療機関の第三者評価機関です。その国際部門がJoint Commission International(JCI)です。

 研修初日オリエンテーションの後の午後に、TJUHのTJC対策チームの方々と面談する機会がありました。(病院内部を全く見ていない状況であったので、研修の中盤以降、ある程度内部の様子がわかってからの方が、色々と質問がしやすかったかも知れません。)

 アメリカの医療機関の全てがTJC accredited では無いとの話は意外であった。重要なのはContinuous readiness。認証は一応3年間隔だが、患者からのComplaintを受けて抜き打ち訪問が有り得るので、気を抜けないのだそうです。

 TJCの調査は以前はあら探し的なところもあったけれど、今では customer service、consulting、mentoringと性格が変わってきたそうです。他にも競合するサービスが出てきたのが理由だろうとの事でした。トレーサー調査は5日間であり、全てを見ていけるわけでは無いとの事。対策チームの会合は月1回1時間程度と、思ったよりも少ない頻度でした。多くの事が「やって当たり前」になっているのですね。

 リーダーシップ、トップダウンでCultural Changeを起こして行くことが必要との事。例えば上司に問題点を報告できる文化を醸成しなければ成らない、など。

 TJCの規格の中で困難なチャプターは、Environment of CareとMedical Recordだそうです。(JCIだと、FMSやMCIにあたるでしょうか。) Clinical Indicatorも大変では無いのかと尋ねたところ、これはTJCだけでなく、Medicareでも求められるので、自然と取り組む事になるからあまり 負担では無いとの回答でした。

 院内で気付いたTJCへの目につく取り組みとしてはJeff Chartのスクリーンセーバーを通じての情報提供がありました。名前が類似していて間違えやすい薬のリスト、使用禁止の略語などが表示されます。もっともこのような物は常時変更していかないと結局目に止まらなくなり、効果は限定的かもしれません。病棟の廊下もあまり広く無いが収納スペースも少ないようで、廊下にもカートなどが置かれています。ただし片側に寄せて極力通行の妨げに成らないように配慮されていました。与えられた環境の中で最大限努力している事が必要なのですね。

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コメント

2012年6月Thomas Jefferson University Hospital 研修記録17 The Joint Commission: Habari gani? MEIZITANG http://meizitang.cu.cc/

投稿: MEIZITANG | 2013年7月25日 (木) 14時09分

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