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2013年11月28日 (木)

マレーシア、特にボルネオ島の旅11 Labuk Bayのテングザル1

2013年9月24日(火)

 セピロックからJalan Sepilokを北上し、幹線道路まで戻り、ラウンドアバウトを左折して西へ向かいます。目的地は Labuk Bay Probpscis Monkey Sanctury 。ホームページの記載によると、サンダカン起点31kmポストと32kmポストの間を右折となっており、見落とさないように道路脇の距離標識に気をつけながら進みます。しかし実際には見落としようが無いぐらい大きな写真入りの看板が出ていました。Lonely Planetの記載では、ここから15kmの未舗装路と書かれていましたが、実際には3分の2ぐらいまではきれいな舗装道路になっていました。道の両脇にはずっとアブラヤシのプランテーションが続いています。何度か曲がり角がありますが、看板に添って進んでいけば道を間違える心配はありません。いよいよ未舗装路に入りますが、すぐにゲートがあってここでチケットを購入します。入園料は大人一人60RM(約1800円)で、カメラ持ち込み10RM、ビデオ持ち込み20RMが別途かかります。やや割高なのは民間の施設だからです。今日はプラットホームBで餌付けをするので案内に添って車を進めるようにと指示されます。ここからプラットホームBの駐車場までは更に10分程度かかりました。道はごらんのような轍もほとんど無いグラベルなので、普通の乗用車で何の問題も無く入っていけます。

Img_8047  ボルネオ島の野生動物は、熱帯雨林の減少によりその生息地が狭められ、大きく数を減らしています。その大きな原因となっているのが、大規模なアブラヤシのプランテーションです。アフリカ原産のアブラヤシは、パームオイルの原料として、インドネシアやマレーシアの主要な産業になっています。昨年訪れたインドネシアのビンタン島でも、ここボルネオ島でも、あちこちで森を切り開いた土地に整然と植え付けられたアブラヤシを見ることができます。

 ここの施設は、プランテーションのオーナーが、海岸地帯に残ったわずかな熱帯雨林を Sanctuaryとして残し、そこに生息する野生のテングザル Proboscis Monkey に餌付けをしているものです。ですから、彼らを追い詰めた張本人が、彼らをだしにしてもう一儲けしてやろうという魂胆のもと作った施設、おっと言い過ぎか^^; 、せめてもの罪滅ぼしに残った森を保護しようとして作られた施設であるということは理解しておく必要があります。しかし世界中でボルネオ島にしかいない、樹上生活をしている野生のテングザルを近くで見ることは普通はできませんので、他ではできない貴重な経験ができる事も事実ですし、開発されたプランテーションを元の森に戻すことも不可能である以上、彼らにはこの狭い森で暮らしていく以外の選択肢が無いのも事実です。

Img_8048  さて、無事11時40分からの餌付けに間に合いそうです。駐車場に車をおいて、屋根のついた通路を進みます。森の中でがさごそと音がします。森の中は暗くてはっきりと見えませんが、白っぽい体と薄い茶色の上半身からすると、どうやらテングザルのようです。土産物屋が併設された立派な観察用プラットホームに到着したら、靴を脱いで2階に上がります。さてテングザルに逢えるでしょうか。

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