西オーストラリアMotorhomeの旅17 険しい階段のLake Cave

2014年11月18日（火）
　Cowaramupから10号線 Bussel highwayを更に南進。途中、工事中片側交互通行で10分ほど信号待ちです。

　家が増えてきたなあと思ったところが、Margaret Riverの町でした。とはいえ市街地は2分もあれば通過してしまいます。ナビにしたがって右折。5kmほど西に進んで Caves Roadに出たら左折。この先すぐに目的地のはず…ん、あれ、何もないぞ。公式ホームページの案内地図に書かれた緯度経度を頼りに来たのにそれらしい場所がありません。行き過ぎてしまったのかな、と思いUターン…は図体が大きくて困難。一旦脇道に入って切り返してもときた道に引き返します。しかしやはり Lake Caveへの入り口らしき標識は見当たりません。困ったなと思っていたら、先ほど Margaret River方面から来て左折した交差点のすぐ近くに(i)のマークを発見。観光用の案内図があるはずです。案内図で確認すると Lake Caveはまだまだ先。ホームページの誤情報に翻弄される結果となりました。

　標識に従って Caves Roadから右に少し入ったところに整備された駐車場と、券売所と簡単な展示施設を兼ねた CaveWorksという建物があります。Single Cave entryのチケットを購入。大人22AUD、子供10AUDです。他にJewelとMammoth　Cave にも入れる grand tour passは大人55AUD、子供24AUDとなっています。

　Lake Caveへはガイドの案内付きで行かなければならず、そのツアーは1時間に1回です。CaveWorksの裏手にはLake Caveの入り口を見下ろす展望所が作られていて、床の一部はガラス張りとして奈落のそこが見えるようになっています。そびえ立つ巨木はkarri カリー。ユーカリの仲間で、西オーストラリア南部の森林地帯を代表する樹木です。

　ツアーの案内時間が来ると呼び出しがあり、観光客は展望所から階段を降りて降りて、どんどん降りて行きます。その先で待ち受けているガイドの若者と落ちあい、そこから案内を受けながら洞窟へと下っていきます。入り口は狭い穴にかけられた急な階段になっており、頭上注意!!

　公開されている空間は思ったよりも広くありませんでしたが、ところどころにスポットライトを当てたり、あるいはライトを消して真っ暗にしてみたり、と行った演出で楽しませてくれます。2枚目の写真の鍾乳石は下の平らな板状になっているの部分は水中にあります。不思議な造形です。

　メキシコのユカタン半島だと、鍾乳洞にたまった水で泳いだり潜ったりあるいは、ロープで崖をおりてみたりといったことが盛んですが、このあたりの鍾乳洞観光ではそういう事は行われていません。

　鍾乳洞の神秘的な空間を満喫すると、記念のカードが配られました。穴の入り口で次のツアー客を待ち受けるガイドと別れ、さあ、帰りです。数百段の急な階段を登りきらないと帰ることもできません。