西オーストラリアMotorhomeの旅19 南部の森林地帯を目指す
2014年11月19日(水)
予報通りの曇り空で、肌寒いです。
3泊したBeachsidesとも今日でお別れです。娘が仲良く遊んでいたオーストラリア人の御一家も今日までの滞在とのことで、親はそれぞれ撤収作業に勤しんでいます。外回りについては、日よけを収納し固定、ピクニックテーブルとチェアをたたんで床下に入れ、、水タンクには水道水を補給。、排水ホースと電源ケーブルを抜き、トイレカートリッジタンクを取り出してDump Pointまで運んで中身を流しタンクを洗ってケミカル剤を投入。室内は、テーブルを分解してベッドの下に板を収納、支柱はロッカーの中に。回転させていた助手席を前向きに戻し、食器などを引き出しに収納し、箒で床掃除といったところが、出発準備の作業となります。
子どもたちはそんなことには関係なく、プレイグラウンドで駆け回っています。結局午前10時のチェックアウトぎりぎりまで使っての出発となりました。目的地は、ここから南南西に140kmほどの森林地帯にある小さな町Pemberton。廃線となった鉄道路線の一部を再活用した保存鉄道が走っています。午後の運行は14時発なので、それまでに現地に到着していればOKです。
Pembertonへは104号線 Vasse highwayを利用。Vasseもフランス人の人名由来だそうです。Busseltonの市街地を抜ければ一面の平原ですが、やがて樹木が増え、森のなかをつっきる 、ゆるやかなアップダウンとカーブとなります。幹線道路ですが通る車もほとんど無し。このような道路ですが制限速度は110km/hです。140kmの間にある集落は、YoganupヨガナップとNannupナナップ(人口500人)のわずかに2つ。こういう環境で使われる事を念頭に車を開発しなければ世界で通用する商品にはなれないのだなあと実感します。
全行程の半ばほどで小休止。乗用車であれば140kmぐらいは休憩無しで走ってしまう距離ですが、Motorhomeの運転は、とにかくくたびれるので1時間ごとぐらいに休憩が欲しくなります。スポーツカーならば楽しいはずの高速コーナーの連続も、この車ではそうもいきません。道路の両側には森林が広がっていて、小さな花も咲いていました。
路肩の未舗装のパーキングに車を停めます。日本的な感覚ですと、おいおい110km/h制限の道路から、ここに停めて、また再合流させるのかい、と思ってしまいますが、何しろ滅多に車が来ないので全く問題はありません。さて、一休み入れたらPembertonに向かって出発です。この先も道路は森の中を抜けていきます。
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