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2015年2月12日 (木)

西オーストラリアMotorhomeの旅21 Pemberton Tramway 2

2014年11月19日(水)
Img_9664  Pemberton駅の構内には静態保存されているのか、動態保存されているのか、はたまた単に打ち捨てられているだけなのか、さまざまな車両が置かれていました。Img_9667 その中には蒸気機関車の姿も。2枚目写真の機関車は、まだ現役のような雰囲気ですが、一枚目の機関車はなんだか模型のような雰囲気さえ漂っています。
 もともと人口が大していないこの地域に鉄道がひかれたのは、おそらくは木材の搬出が目的であったと思われます。Img_9676
 さてさて乗客を乗せて走るのは、3枚目写真の赤いディーゼルカー。足元の草生した線路を見ると、本当に走るんかいなという気になりますが、正真正銘の現役車両です。Img_9677 窓も無く,デッキにも出入り自由で扉も無いオープンデッキの車両は、前後に運転台がついており、単行でこの路線を往復運行することができます。窓枠には透明なシートが装備されており、雨が降ったらこれを閉めて雨除けにするようです。プラットホームは無く、出入り口のところには角材が足場代わりに置かれているのみでした。
Img_9675  簡素な運転席には木造のコンソールが取り付けられていますが、運転手用の座席は設置されておらず、立ったまま運転します。たぶん複数車両の統括制御なんかはできそうに見えないので、基本単行運転なのだと思います。

Img_9691 運転席の足元には、なんとなたとチェーンソーが配置されています。倒木があった時に、自力でなんとかするためなのでしょうか。
 なかなかワイルドな観光列車です。

 車内はほぼ満席の盛況。座席は二人掛けなので妻と娘は進行右側に。私は左側最前列の通路側に席をみつけました。隣の杖持参のご婦人はシンガポールから家族3世代で旅行に来たのだそうです。

 それでは出発です。信号機も閉塞装置も何も無いので、勝手に時間で発車するだけです。信号機が無いので出発進行(あれは出発信号機が進行=青信号を現示していることを確認して声に出しているのです)とは言えません。

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