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2015年3月16日 (月)

西オーストラリアMotorhomeの旅29 Manjimup Timber and Heritage Park

2014年11月20日(木)

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 カリーなどの巨木の森に囲まれた林業の町であるマンジマップ Manjimup 市街地の北側に隣接して、Timber and Heritage Park という広い公園があります。入場は無料です。木曜日の夕方でしたが、広い敷地はほとんど無人でした。

Img_9852 林業にまつわる記念物の展示もあります。1枚目は切り倒されたカリーの巨木です。高さ数十メートルにも育つ巨木のスケールは見上げても圧倒的ですが、こうして横倒しで見るとよりその大きさを実感することができます。

 2枚目は切り株です。切り株の足元に立てかけてある鉄板は、Logging shoe と言って、切り倒した木材を搬出する際に、その下側の断端に敷きこんで使うものです。こうすることでぬかるんだ土にめり込まずに運びやすくなるというわけです。

 Img_9855構内には何台かの蒸気機関車も静態保存されていました。

 3枚目写真の黒い機関者は1907年にイギリス・マンチェスターの Beyer Peacock & Sons 社で製造された S.A.Y class 109号機関車で、最初はパース・フリーマントル間で列車を牽引していました。その後1958年から62年にかけては木材運搬用として活躍したとのことです。

Img_9862 4枚目写真の赤い機関車は、1920年にアメリカ合衆国オレゴン州で製造されたもので、最初はタスマニアで使用されていたそうです。屋根の高くなったところには煙突が突き出ています。

 そんなわけで、展示されている機関車はこのあたりにゆかりのあるものというわけでは無く、オーストラリアの近代化遺産として展示されているようです。

 この公園に限らず、オーストラリアの公園には必ずといっていいほど電気式のパーべキュー装置が備えられています。1ドルコインを入れると一定時間ホットプレートが加熱される仕組みです。もちろんどのCaravan Park にも備えられています。いったいどれほどバーベキュー好きなんだろうと思いますが、実際にものすごくパーべキューが好きみたいです。

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 子供用のプレイグラウンドも大変充実しています。日除けシートや遊具などのカラーリングも洒落ていますし、遊具の方も指をはさんだりしないような仕組みが施され、安全に配慮されています。床はソフトな素材か砂地となっていて、転倒しても怪我をしにくいように工夫されていて、感心するぱかりです。この立派な公園に誰も遊んでいないのがもったいないですが、おかげで娘は誰にも遠慮すること無く遊びまくり。

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 6枚目写真はショベルカーの遊具で、回転させたり、ハンドル操作で砂を掘ったりして遊ぶことができます。この他にもブランコやジャングルジムなどな定番の遊具や、ぶら下がって滑走する遊具などもありました。

 

 

 

 

 

 

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