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2015年7月 7日 (火)

後席シートベルト警告が無いのですね

 前回記事のごとく、マツダアテンザワゴンのMTモデルに乗り換えました。これまで8年ぐらい左ハンドルのMT車と右ハンドルのロボタイズドMT車に乗っていたので、(右ハンドルから左ハンドルに行った時は最初の2週間ぐらいかなり苦労した経験があり…)心配していましたが、案外最初から殆ど戸惑うこと無く運転できています。シフトチェンジしようとしてたまに右手が宙を切ることがありますが。

 ラテンヨーロッパ(伊・仏)の車から日本車に戻ってみて、文化?流儀?レギュレーション?の違いを改めて感じて興味深く思っています。マツダはヨーロッパにもたくさん輸出しているので、現地仕様はどうなっているのかしらという点もちょっと気になります。

  1. 発進後自動でドアロックがかからない。

    欧州車で車速感応式ドアロック+衝突時自動解除というシステムが普及しているのは、日本と違って信号待ちなど路上での停車中の治安上の不安があるからなのかもしれません。ドアロックのスイッチは電子式で助手席からも手の届くセンターコンソール付近に設置されているのが通例です。ちなみにドアロックされた状態でも、車内から外に出るときは自動でロック解除されるので、普通に乗っているとロックされているかどうかを殆ど意識しません。

    アテンザでは運転席側ドアのロックレバーで全ドアの施錠ができますが、この状態では内側からもドアは開きません。色々なところが電子化されたのに、意外とこういうところは変わらないのものですね。普段走るときにロックすべきかどうか悩んでいます。
  2. ドアロックとドアミラーの自動格納が連動しない

    これまで乗っていた車では、ドアをロックするとミラーが連動して格納されるのが案外便利でした。いつもたたむ必要があるのかと言われれば、確かにその必要は無いことも多いのかも。

    アテンザでは自分でボタンを押さないと作動しないので、ついたたみ忘れます。まあ必要なときにボタンひとつ押せば済む話です。慣れの問題でしょう。
  3. 後席のシートベルト警告装置がない

    これはちょっといただけないと思っている点です。

    シトロエンC4ピカソでは3列目を含めて全シートに警告灯があって、誰かがシートベルトを締めないとけたたましいアラームが鳴り、否が応でも全乗員がシートベルトを締めずに走ることはできませんでした。プジョー207の3ドアモデルでさえも後席のシートベルト警告が付いていたと記憶しています。

    アテンザでは運転席と助手席のみシートベルト警告サインが出ます。後席の人がシートベルトをしていなくても何の警告も出ませんので、ルームミラーで見て「ベルト締めてね」と声をかけるしかありません。日本の法規でも後席のシートベルト装着が義務付けられたのですから、是非装着率を高める方策が欲しいところです。
  4. クルーズコントロールが115km/hまでしか設定できない

    アウトバーンを走る可能性がある欧州ではクルーズコントロールの速度設定の自由度も高いのですが、上限がどうなっているかなんて試したことはありません。クルーズコントロールとセットでスピードリミッター機能があって、自分で設定した速度を超えるとアラームが鳴って、アクセルを強く踏まない限り加速しにくくなります。こちらは常時設定していました。

    アテンザのレーダークルーズコントロールは115kmまでの設定です。日本の法規では100km/hが制限速度ですから当然の事ですが、120km/hの高速道路が認可される日が万が一来たらプログラムの書き換えで対応してくれると良いですね。
  5. フォグランプのスイッチがオンのままにできる

    今まで乗っていた車ではフォグランプはエンジンを切ればオフになり、消し忘れを防いでくれました。雨も霧もない夜間走行ではフォグランプは周囲の車に迷惑なので。

    アテンザのフォグランプは天候や時間帯によらずオンの位置を維持することが可能になっています。用が済んだら忘れずにオフにしましょう。ただドイツ車なんかでもそういう仕様だったかも知れません。

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