南アフリカ西ケープ州の旅07 香港夜景
2015年7月25日(土)
中環の埠頭から、Star Ferryに乗船して、ビクトリアハーバーの対岸の九龍半島の尖沙咀に行ってみることにしました。
香港の公共交通機関は(Airport Expressを除いて)非常に割安となっています。この航路も平日は大人2.5HKD(40円ぐらい)、子供1.5HKD、加算運賃となる休日でも3.4HKD/2.1HKDという価格設定です。客室は2層になっています。
尖沙咀についてみると人の多さに驚きました。手近のショッピングモール海運大廈Harbour Cityに入ってみても、(何か特別なことがあるわけではないのに)多くの人でごった返しています。ああ、昭和40年台の日本のデパートもこんな感じで賑わっていたような気がします。最近は東京都心でもここまで異様な混雑はイベントでも無ければ見かけることはなく、意外なところで日本の少子高齢化の進行を実感した気がしました。
機内食であまり食べるものがなかった娘は、相当お腹が空いているようで、ラーメンが食べたいと言います。案内所で訪ねてみるとこの通路の先にあるよと教えてくれました。行ってみるとそこは麺屋武蔵…海外展開している日本のラーメン屋さんでした…。まあ、これなら好き嫌いの多い娘も確実に食べられそうではあります。
香港の街で唯一の食事の機会を日本のラーメンで済ませるうちに次第に日が暮れてきました。妻も娘もくたびれてきて、この蒸し暑さの中あまり動き回りたくないとのこと。最初の考えでは九龍側で夜景を見てから船で香港島に戻り、空港へと向かうつもりでしたが、先に香港島に戻り埠頭付近で20時からの Symphony of Lights を待つことにしました。
中環の埠頭からビクトリア・ハーバーを眺めていると対岸の環球貿易廣場 International Commercial Centre の壁面に雲や月、雨などのアニメーションが浮かび上がっています。天気予報? 照明を使っているのか、どこかから投影しているのか、わかりませんが、高さ480mという超高層ビルにこのように巨大な動画を表示するとはすごいテクノロジーなのでしょう。
とっぷり日が暮れて20時。お待ちかねの Symphony of Lightsが始まる時間です。香港島側のビルの一つに、Welcome to Symphony of Lights と表示されたので、きっと始まったのだと思いますが、いくつかのビルが演出されたパターンで照明をつけていますが、サーチライトも点灯しませんし、ネットで公開されている写真とは程遠い状況。待っていればそのうちにだんだん派手になるのかしらと思っているうちにそのまま予定の13分間が経過してしまいました。
そんなこんなでテンション下げ下げの状態で香港駅に戻り、Airport Express で空港へ向かいます。気を取り直しましょう。今回の旅行、香港はあくまでもおまけ。ここからが本番です。
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