南アフリカ西ケープ州の旅09 ケープタウン空港へ
2015年7月26日(日)
バスに乗りかえターミナルへ移動しました。次は入国手続きです。この6月から南アフリカ共和国に18才未満の子供が出入国する際には出生証明書の提示が義務付けられました。日本には公的な英文の出生証明書を発行する仕組みが無いため、代用として①娘の戸籍抄本、②それを全文英語に翻訳したもの、③「私は英語と日本語に堪能なのでこの書類は原本を正確に翻訳したものである。」というような宣言書、④公証人役場での証明という、堂々4部作の書類を準備して臨みました。(過去記事1、2、3)
2006年のタンザニア旅行の時はダルエスサラーム空港の入国審査場は無秩序状態の大混乱でしたが、さすがは南アフリカ共和国。きちんとテープでジグザグに誘導路が作られており、つまりは整然としていて全く普通で、ある意味アフリカらしく無い。一番心配していた入国手続きでしたが、用意しておいた書類で特にひっかかることも無くあっさりと通過することができました。よかった。
ラゲッジクレームに行き羽田で預けたスーツケースを一旦引き取ります、税関を通過(素通りですが)した後のカウンターで再びケープタウンまでの預け入れを行います。これでようやく国際線ターミナルの到着ロビーに出てきました。
まずやることは現地通貨ランドの入手。別々の銀行のATMが計3台。シティバンクのキャッシュカードでの引き出しを試みますが、1台目、2台目と取引に失敗します。これは駄目かと思ったら最後の1台であっさりと2000ランド(=約2万円)を引き出すことができました。
次にする事は Mobile WiFiの設定。日本でレンタルした機器の電源を入れて無線LANの設定を済ませればようやく気軽にネットに接続できる環境ができました。ネットにつないだらまず最初に確認しておくことが。それはこれから向かうケープタウンのテーブルマウンテンの天候です。Live Cameraの画像を確認すると雨季だというのにまさかの雲ひとつ無い快晴ヽ(´▽`)/ 「これも日頃の行いがいいからね、私の。」と妻。( ´,_ゝ`)ハイハイそんなわけで本日午後は真っ先にテーブルマウンテンに行くことにしました。
国内線ターミナルに行きセキュリティチェックを抜けると、すでにケープタウンへのSA317便の搭乗案内が始まりそう。なんとこの便もバス移動です。南アフリカでも国内線はLCCが台頭してきていて、ドル箱のJNB-CPT路線では競争が激しくなっています。そのせいなのか日曜の朝だからなのか、国際線用の機材を使って席数に余裕があるからなのか、この便はそこそこ空席があり、ゆったり過ごせました。2時間弱のフライトはずっと快晴に恵まれ、離陸直後のジョハネスバーグの高層ビル群に始まり、途中の荒野、特異な形の山塊など素晴らしい眺めを堪能。そして、右手遠くに大西洋とテーブル・マウンテンの姿が見えてきました。まもなくケープタウン国際空港に着陸です。
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