南アフリカ西ケープ州の旅11 テーブルマウンテン1
2015年7月26日(日)
時刻は12時30分過ぎ。ケープタウン国際空港から、レンタカーのHyundai ix35を運転して、テーブルマウンテンのCableway (日本的に言えばロープウェイ)の駅を目指します。マニュアル車ゆえ最初はクラッチの繋がるポイントを探りながら、少しアクセルをふかしすぎたりギクシャクしますが何度か発進を繰り返せばだんだん感じがつかめてきます。
M22を南下したらすぐにN2に合流し西へ。よく整備された無料の高速道路の運転はすこぶる快適で、アフリカで運転している気分は皆無ですが、テーブルマウンテンの素晴らしい山容を眺めながらの爽快なドライブを楽しみます。
Google Mapsの案内に従って高速道路をおります。しゃれた住宅地を抜けて北東側からテーブルマウンテンとシグナルヒルの間の峠に到達。そこを左折してしばらくワインディングロードを行くと、道の両側に延々と駐車車両が並んでいます。いやあこれは大変だ。更にしばらく進んだところがケーブルウェイの駅になります。人も車もいっぱい!
駅の所で妻と娘を取り敢えず降ろして、先に行列に並んでいてもらいます。私は更に道を数百m進み、左側の路肩にようやく一台分のスペースを見つけて駐車することができました。この辺りには車両の誘導をしてくれる「係員」がいて親切だなあと思ってしまった私。ここまでの道程があまりに快適すぎて、ここが紛れもなくアフリカであることをすっかり失念していました。
車を降りると件の係員が近づいてきて何やら話しかけてきます。聞き取れずに怪訝な顔をしていたら、「あとでいい」と言っていなくなりました。実はこの人たちは係員でもなんでもなく、勝手に小遣い稼ぎをしている人たちです。このあとも行く先々の観光地の公共駐車場で同じように勝手誘導員をしている人たちが必ずいました。そう、やはりこれほどアフリカらしくなくても、やっぱりここはアフリカなのです。
駐車した場所から駅まで戻りながら眼下に広がる素晴らしいパノラマを撮影。逆光になってしまいますが、山の裾野に広がるケープタウンの町並みが一望されます。テーブル湾の沖合にはロベン島が見えています。ネルソン・マンデラが収監されていた刑務所があった世界遺産の島です。後ろを振り返れば壁のような岩山が覆いかぶさっています。すっきりと晴れ上がった青空と、荒々しい山肌とのコントラストが本当に美しい。
チケット売り場の待ち行列に並んでいた妻たちと合流。時刻は13時30分前。ここまでは順調でしたが…。
WEBで事前にチケットを購入していればこの列に並ばずに待ち時間を短縮することができたようです。しかし、天気が読めないのに先にチケットを買っておくのもリスクがあるので仕方がありません。実際、昨日までは1週間近く荒天続きで山上に行けるのは久々だったとのことです。だからこそ、この大混雑だったのです。
チケットを購入できたのが14時ごろ。そこから今度は乗車待ちの列が始まります。ようやくゴンドラに乗車できたのは14時45分ごろ。どんどん時間が過ぎていきます。
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