南アフリカ西ケープ州の旅12 テーブルマウンテン2
2015年7月26日(日)
ケーブルウェイの駅周辺に到着してからはや1時間半。ようやくゴンドラの乗り場までやってきました。やっと山の上に行けます。テーブルマウンテンの天気は変わりやすいので、待っている間に雲が出てきたらどうしようかと思っていましたが、雲一つない素晴らしい快晴が続いています。
ケーブルには支柱が無く、山上の駅側ですべての荷重を支える構造です。このケーブルカーは1929年の開業。1997年に現在の65名定員の大型ゴンドラに更新されたそうです。駅には小さかった初代のゴンドラも展示されていました。
ゴンドラはどこに乗っても景色が楽しめるように回転式になっています。全体が回転するのかと思っていましたら、回ったのは床だけでした。両側面は出入り口の扉がありガラスがはまっていますが、上と下の窓にはガラスが無く転落防止の横柵があるだけ。おかげで写真もクリアに撮影できますが、その半面風が容赦なく吹き込んできます。標高1000mを越す山上に近づくにつれて風はどんどん強くなり、ぐんぐん気温が下がっていきます。
山上駅に近づくと山肌を間近に見ることができますが、まあ、本当に垂直です。ここでロッククライミングを楽しんでいる人もいます。もちろん普通のハイキングルートも整備されています。
山頂部分が平坦であることからテーブルマウンテンと呼ばれているわけですが、このような地形となったのは隆起したあとに、柔らかい部分が侵食されて、硬い岩の部分だけが残ったからです。
ジョハネスバーグからケープタウンに向かう飛行機からも、平坦に隆起した地形が川によって侵食されている地形を見ることができました。
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