南アフリカ西ケープ州の旅23 Cape of Good Hope とダチョウ
2015年7月28日(火)
駐車場から少し北に戻り、Cape of Good Hopeの標識にしたがい左折し、半島の稜線部から西の海岸へと下っていくと、道路のすぐ脇に大きな鳥が。そうダチョウです。車のすぐ横を悠然と歩いています。羽が黒いこの個体はオスです。メスのほうは地味な灰色をしているのですぐにわかります。野生のダチョウを見るのは9年ぶりです。初めてダチョウを見た娘も大興奮。
車内からしばしダチョウを観察したのち、道の行き止まりまでいき車を停めます。テレビなどでもよく出てくる Cape of Good Hopeの看板の場所です。おりしも中国人の観光客の一団が到着。いつものように記念撮影大会が始まってしまいました。こうなると当分このエリアは占拠されてしまいます。とりあえず定型的な写真を撮影したら、遊歩道で岬の上に行ってみるとことにします。(看板の右が切れているのは、そこにたくさんの人が居るからです。)
赤土と岩の斜面を10分ほど登ると、海岸を見下ろす稜線上に出ました。今日も好天で幸い風も無く穏やかで、波もあまり高くありません。稜線上を突端の方に向かうと、岬を見おろす崖の上に出ました。ギリギリまで近づいて下を覗き込むと、険しい崖の遥か下で砕ける波が見えました。いやあ足がすくみます。
このまま稜線上の遊歩道を進んでいくとケーブルカー乗り場やDias Beachへと行くことができるようですが、車が置いてありますからそういうわけにはいきません。
崖を下っていく途中、妻が遥か遠くの斜面にいるダチョウを発見。(妻は不思議と動物を見つけるのが得意です。)最初に見つけた灰色の個体はメスのようです。さらに探しているとオスも居ました。2羽とも岩だらけの斜面を海岸方向に下っていきます。悠然と歩いているようですが、長いストロークで見る間に進んでいきます。
海岸に戻ると、中国人の団体さんはまだ記念撮影をしていました。^^; あれからもう30分ぐらい経ちます。まあ、旅の楽しみ方も人それぞれということでしょうが、しかしこうやってずっと占拠されていると、他の人は記念撮影ができません。
帰り道、先ほど斜面をくだっていた2羽のダチョウが道端で何やらついばんでいました。ダチョウは基本的には草食動物だそうですから、虫を食べているわけではないようです。
日程が短くいつも駆け足の旅行になってしまいますが、こういうところをのんびりと時間をかけて歩いて回って、動物や植生を観察するのは楽しそうです。
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