南アフリカ西ケープ州の旅26 Arnistonの朝
2015年7月29日(水)
今回の旅も中盤に差し掛かりました。昨日は大移動日で、宿泊先の The Arniston Hotel への到着はすっかり夜になってしまいました。インド洋に面した海辺の静かな漁業の町 Arniston アーニストン は人口わずかに1200人ほど。崖下に大きな洞窟があることからもともとはWaenhuiskrans(アフリカーンス語)="Wagon house cliff"という名前でしたが、1815年にイギリスの船 Arniston 号がここで難破したことをきっかけに Arniston と呼ばれるようになったとのことです。
この町唯一のホテルである The Arniston Hotel は海岸に面した白亜の建物で、部屋の窓からは目の前に白砂のビーチを眺めることができます。辺鄙なロケーションですが Gingko Spa というしっかりしたSpaが入っているのも売りになっています。レストランでは海の幸を楽しむことができます。(とはいえ、昨夜は Hermanusでたらふく食べ過ぎて、晩御飯は抜いてしまいました。)
とっても広いオーシャンビューの部屋は夫婦と子供の3名一泊朝食付きで17000円ほど(Expediaで予約)でした。床暖房を備えたリビング、二つのダブルベッドを備えたベッドルームのほかバスルームはシャワーブースとバスタブが別に設置されています。タオルヒーターも備わっていました。WiFiを利用したい場合はフロントで申請すると、24時間有効のパスワードが発行されます。(接続する機器の数の分発行してもらう必要あり。)ただし、バックボーンの回線速度が遅いためかなりトロトロです。日本でレンタルしたモバイルWiFiもここでは電波のつかみが悪く、ネットへの接続には苦労しました。
ぐっすりと寝て朝7時過ぎ。カーテンを開けると目の前には夜明けの海。東の空がだんだんと明るくなってきました。今日も良い天気になりそうです。
ホテルの朝食はビュッフェ形式。その場でスパニッシュオムレツも作ってもらえます。タンザニアやマラウイの卵は黄身が白かったのですが、ここでは普通に黄色い黄身で、黄色いオムレツができます。
海を臨むサンルームで楽しむ朝食は格別。うーんおしゃれすぎて、ここがアフリカ大陸の最南端に近い場所にある小さな漁村ということを忘れてしまいます。
ホテル周辺の家は高級そうなものが多く、伝統的な漁村の住宅を模して白い壁と三角屋根を備えています。
大移動だった昨日とはうって変わって今日は Arniston を起点にのんびりと過ごすことにします。
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