南アフリカ西ケープ州の旅33 ケープキリン その1
2015年7月30日(木)
同じように見えるキリンですが、実は地域によって種類が異なります。見分けるポイントは主に体の模様です。
よく動物園で飼育されているのが、アミメキリンで、タイルを敷き詰めたような、ギザギザのないきれいな模様が特徴です。タンザニアのセレンゲティ国立公園で見たキリンはマサイキリンで、模様がもみじの葉っぱのような縮れた形をしていました。
南アフリカに生息しているのはケープキリンです。
その模様は遠目にはアミメキリンのような多角形に見えますが、近くで見ると辺はギザギザしており、マサイキリンに似ているようでもあります。
ここでも主食は棘のあるアカシアの葉っぱです。棘をさけて舌で器用に葉っぱだけを取って食べるのです。
セレンゲティではキリンの背の高さ=アカシアの樹高という感じで、なるほどこうやって食べるために進化したのだなあと納得して見ていたのですが、このあたりのアカシアはあまり大きくないため、キリンたちが葉を食べるために頭を下げているシーンをしばしば見かけました。
体が大きなキリンはとても目立つからそのへんにいたら見逃すはずは無いと思うかもしれません。しかし、疎林の間に入り込むと風景に溶け込んでしまい、意外に見つけにくいものだなあと、今回気付かされました。
写真を撮ろうと待ち構えていても、警戒しているのかなかなかこちらを見てくれません。たいていの写真はこちらにおしりを向けています。
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