南アフリカ西ケープ州の旅35 シロサイ
2015年7月30日(木)
2006年に東アフリカのタンザニアでサファリをしたときは、ンゴロンゴロクレーターの中を走り回って、ようやく1頭のシロサイを見つけることができたのみでした。なかなか出会うことが難しい動物です。シロサイはツノに薬としての効能があると(誤解)され、その目的で密漁されやすい動物で、手厚い保護がなされています。ここ Sanbona Wild Life Reserve でもシロサイが保護されています。
7月30日午後のサファリでも、3頭のシロサイに出会うことができました。それもかなり近い距離で。ガイドさんからは、密漁から守るため写真にGPS情報をつけて公開したりしないようにとの注意がありました。
オスの体長は3m以上、体重も2-3.6トンという巨体ですが、性格は大変おとなしいのだそうです。
幅の広い口で地面から生えている短い草を食べます。なので自然と写真のようなクラウチングスタイルになります。
同じ大型の草食動物でも、ゾウは首が短いため地面に口が届かないそうです。なので鼻を使って採取した草や果実などを食べます。このような丈の低い草は鼻で掴めないので食べません。結果としてシロサイとゾウの食べ物は異なるので、共存ができるのですね。食べ物の違いは糞にも現れており、多彩な植物が含まれるゾウの糞と異なり、シロサイの糞は短い草ばかりが含まれています。(実際に地面に落ちている糞を見せてもらいました。)
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