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2016年7月26日 (火)

新専門医情報 2016年7月25日 日本専門医機構総会で理事会決定を了承

 7月25日に日本専門医機構の総会(各基本領域学会を含む全社員を集めた会議)が開かれ、20日の理事会で示された開始時期の1年延期の方針が了承されました。

M3.com
2017年度の専門医養成の方針、8月上旬までに集約
日本専門医機構、対応状況は9月上旬までに厚労省等に報告
https://www.m3.com/news/iryoishin/444411

・各学会の来年度の方針は7月末か8月上旬を目処にとりまとめる。
・総合診療専門医については正式養成は見送るが、暫定的な措置を講じる方向で今後理事会で検討。
・2018年度の新制度一斉スタートに向け、サブスペシャルティ、ダブルボード、身分保障、地域枠や自治医大卒医師などの扱いについて検討していく
・人口動態や疾病構造の変化などを踏まえた、将来のあるべき専門医の姿について、9月以降、検討の場を別途設ける

といったようなことが書かれています。

機構ではできるだけ旧来の制度を継続するように求めていますが、20日の理事会決定のあと、救急科、小児科では一次審査を通過した暫定プログラムを用いて来年度の研修を行なうことを表明しています。他にも理事会前の時点で暫定プログラムで開始することを表明した学会(耳鼻咽喉科、眼科、病理科、麻酔科)、旧制度を継続すると表明した学会(精神科、脳神経外科、皮膚科)に分かれています。

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関連のサイトを追加しました。

メディウォッチ
新専門医制度、18基本領域について地域医療への配慮状況を9月上旬までにチェック―日本専門医機構
http://www.medwatch.jp/?p=9813

基本的に同じ内容ですが、こちらのサイトの方がわかりやすいかも知れません。

地域医療への配慮については、以下のようなスケジュールが提示されています。
・18領域の全学会に対して(既存プログラムと暫定プログラムのどちらを選択するかにかかわらず)どのような対応をとるのかを7月中(遅くとも8月上旬まで)に機構に報告してもらう。
・報告内容を精査し、8月いっぱいから9月上旬までに機構と学会で話し合い
・具体的な対応方法が固まった後、都道府県の協議会に報告。必要に応じ、社会保障審議会医療部会、四病院団体協議会にも報告。

しかしながらこのプロセスがすべて終わってから、募集開始というのはあまりにも遅すぎます。既に7月24日付けで小児科学会が公表しているように、調整を待たずにプログラム公開、募集スケジュール提示に踏み切る学会が多くなるのでは無いでしょうか。

「専門医制度のあるべき姿」については、9月にも機構内に新たな検討の場を設置し、2-3年ほどかけて議論していくということで、新制度の開始とは切り離して検討されるようです。

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