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2017年3月18日 (土)

新専門医情報 2017年3月17日機構理事会 運用細則が決定 今後のスケジュールは?

昨日は医師国家試験の合格発表でしたが、同じ日に日本専門医機構理事会が開催されておりました。関連の記事がM3.comに掲載されました。(要会員登録)

新専門医制、8月から専攻医の募集開始を予定
日本専門医機構、理事会で「運用細則」を了承
https://www.m3.com/news/iryoishin/512746

今回の理事会で、全体の整備指針の運用細則が承認されたようです。これを受けて、ようやく各領域が動き始めることになります。
気になる今後のスケジュールについては、
・3-4月に各領域の整備基準が確定
・5月-プログラム募集
・6月-都道府県協議会との協議
・7月-研修プログラムの審査
・8月-専攻医の募集開始
と発表されたようです。

 プログラム募集は5月からとなっておりますが、内科学会だけは既に2月末で募集を締め切っておりまして、整備基準が後から出るという変な順番になっています。このスケジュールだと、審査を通過したプログラムの公開と同時に専攻医の募集開始みたいな感じになりそうで、かなりタイトです。

 プログラム制に加えカリキュラム制併用も認めることになり自治医大卒業医師など義務年限を持ち自らの意思で勤務先を選ぶことができないものにとっては、少し希望の持てる話になってきました。ただ、どの領域がそうなるのか、具体的にはどうするのか、現時点ではまだわかりません。各領域の整備基準待ちとなります。
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・基本領域の専門医の1つ目の専門医取得における専門研修では、原則として研修プログラム制による研修とする。しかし、以下の場合には、各基本領域学会の提案に基づいて日本専門医機構の審査により承認された場合には、専門医育成の教育レベルが保持されることを条件に、専門研修カリキュラム制による専門研修を可能とする。
 1.卒業後に義務年限を有する医科大学卒業生において必要と考えられる場合
 2.地域医療に資することが明らかな場合
 3.その他、出産、育児、留学など、相当の合理的な理由がある場合」
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 総合診療専門医については、今回もプログラムの必須研修部分の骨格が決まらなかったようです。4月の理事会までには決定し、他領域と同様に進めたいとということです。プログラムの内容が大きく変更になる上、整備基準の公開からプログラムの募集締め切りまでが非常に短くなることが予想され、基幹(予定)施設の立場からすると非常に頭が痛い事態になってきました。

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