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2017年8月の10件の記事

2017年8月29日 (火)

新専門医情報 スケジュール(案)と各学会の更新まとめ

既にご存知の情報が多いかと思いますが、まとめておきます。

●日本内科学会ウェブサイトの更新
・新しい内科専門医制度に向けて
http://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/
・専攻医登録(応募)スケジュール(案)
http://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/schedule/
10/1-11/15 専攻医登録とプログラム応募(1領域の1プログラムにのみ応募可能)
11/16-12/14 試験・面接など
12/14 一次登録の採用決定
という今のところの専門医機構確認済みのスケジュール[案]となっています。
発表は一斉に行われるということなのでしょうね。マッチングでは無いので、当然ながら競争倍率の高いプログラムに応募すると、落ちてしまう可能性も高くなるわけです。応募状況(倍率)を見ながらプログラムの応募先を変えたりできるシステムになっていないと、結構しんどいですね。二次募集までで決まらない人が相当出るのではと危惧しています。

・一次審査通過プログラム(都道府県別)
http://www.naika.or.jp/pref_program/
確定では無いが、応募プログラムの検討資料として、非常に重要な情報です。

・研修カリキュラム制への対応について
http://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/2017/08/correspondence.pdf
中身を読みますと、結局のところカリキュラム制はとらず、プログラム制の中で延長や中断などで対応していくという方針のように見えます。しかし、中断して再開する時の中途採用の仕組みはどうするのかとか、疑問点は多々あります。中途移籍を容易にしてしまうと、人気プログラムにどうしても入りたくて最初から中途移籍を狙う人も出てきかねませんから。

●日本専門医機構ウェブサイトの更新
今更の情報ですが、
・8月10日付け「総合診療専門研修プログラムについて(お願い)」
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/sosinPGonegai.pdf
・8月19日付け「総合診療専門研修プログラム申請受付期間を延長しました。」
http://www.japan-senmon-i.jp/comprehensive/application.html
8月22日締め切りでしたが、直前になって4日間延長されました。既に慌てて書類送付したあとだったプログラム責任者も多かったと思われます。
・8月28日付け「総合診療専門研修プログラム申請の受付終了と内科研修についての確認のお願い」
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/comprehensive20170828.pdf
内科と総合診療の研修を6ヶ月まで重ねることができるという情報が、5月の日本プライマリ・ケア連合学会学術大会での説明会などであり、それを受けて多くのプログラムが内科と総合診療をオーバーラップさせ選択研修期間を設ける形でプログラムを提出したと思われます。しかし結果的には内科と総合診療のオーバーラップは認めないということですね。こちらの訂正も8月31日締め切りということで、非常に大慌てでの対応を求められることになりました。

なお、内科学会が掲載したスケジュール(案)については、まだ専門医機構ウェブサイトには掲載されていないようです。

●日本外科学会ウェブサイトの更新
・平成29(2017)年度;日本専門医機構による外科領域専門研修プログラムの一次審査結果のお知らせ
https://www.jssoc.or.jp/procedure/specialist-new/info20170823.html
外科学会も一次審査段階でのプログラム公表に踏み切りました。

●日本泌尿器科学会ウェブサイトの更新
・2018年4月から泌尿器科専門医の研修を希望されている先生方へのお知らせ
https://www.urol.or.jp/specialist/system/training_program.html
一次審査段階でのプログラムが公開されました。

●日本リハビリテーション医学会ウェブサイトの更新
・研修プログラム(一次審査段階のものです)
http://www.jarm.or.jp/facility/

●日本産科婦人科学会ウェブサイトの更新
・平成30年度産婦人科専門研修プログラム基幹施設一覧
http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/H30_kensyuP_kikanshisetsu.pdf
施設名だけですが、公表されています。

●日本救急医学会ウェブサイトの更新
・8月7日付け「2018年度救急科領域専門研修プログラム(案)の公開について」
http://www.jaam.jp/html/info/2017/info-20170807.htm

●日本脳神経外科学会ウェブサイトの更新
・2018年度専門研修プログラムを公開しました
http://jns.umin.ac.jp/cgi-bin/topics_detail.cgi?name=2017_08_28j

他の領域については、 関連する情報の更新は無いようです。

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2017年8月28日 (月)

沖縄県国頭村安田

2017年4月の撮影です。
Img_1557 沖縄本島の最北部。やんばると呼ばれる地域に国頭村があります。国頭村の中でも東海岸は沖縄本島でもっとも辺鄙な場所と言えます。安田地区にある国頭村東部へき地診療所が、地域医療振興協会の指定管理に変わることになり、村からの引き継ぎ式がありました。

 1枚めは沖縄本島最北端の辺戸岬(へどみさき)です。天候のせいもありますが、沖縄とは思えない荒々しさです。強風が吹きすさんでいます。

Img_1567  宿泊したアダガーデンホテルは、安田の集落から2.6kmほど上がったところにあります。なんとSoftbankの携帯電話は圏外です。

 ホテルから安田地区まで歩いてみました。途中道路標識には、ヤンバルクイナの絵が書かれています。1981年に新種と確認された貴重なヤンバルクイナ。その死因の70%以上を占めるのが交通事故なのだそうです。今回運転中にも一回だけヤンバルクイナが車の少し前を横切っていきました。道端から急に出てきますので、やはり速度を抑えて、左右に注意をして通行するしかないようです。

Img_1583  静かな安田の町。家々の門では様々なシーサーが。花で彩られた住宅が素敵です。

Img_1578 港近くの端の上から撮影。先程の辺戸岬とはうって変わって静かで美しい海です。ダイビングスポットも近くウェットスーツを着たダイバーが、こんなところでスーツ姿で写真を撮っている変な男を訝しげに眺めていきました。

Img_1587 そんな安田地区には医療機関が2つ。一つは国頭村立東部へき地診療所です。ここ安田の他、北側の奥、楚洲、南側の安波の国頭村東部4集落の医療を支えています。

Img_1584  もうひとつはなんと「救命センター」。といっても人間のための施設では無く、ヤンバルクイナのための施設です。それだけ大切にされている鳥なのですね。

Img_1644  安田の公民館前に建てられているこの建物。軒が非常に低く、かがまないと中に入ることができません。安田地区に伝わる伝統行事「安田のシヌグ」際に使われるのだそうです。

那覇市内でレンタカーを借りて移動しましたが、萩につづいて今回もデミオでしたので、運転を楽しむことができました。そしてエアコンも多少使いつつ、燃費はついに22km/L超え。すごいですね。

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2017年8月21日 (月)

青森県六ケ所村

2017年3月の撮影です。

P3300398 山口県萩市須佐から戻った翌日の夕方。今度は青森県下北半島の六ケ所村へ。なかなかのハードスケジュールです。

 上空には三沢基地を離着陸する戦闘機がしばしば飛来して、爆音が轟いています。

P3300404 尾駮沼(おぶちぬま)から太平洋へとつながる水路には白鳥の姿が見られました。

P3300407  海岸近くの砂利道の脇にはふきのとうが芽吹いていました。根雪は無くなり、北国にも春が訪れようとしています。

P3300408 静かな尾駮の港。北には北の良さがあります。

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2017年8月14日 (月)

山陰本線で出勤2

2017年3月の撮影です。

 週が開けて月曜日。今日は東萩駅から須佐まで通勤です。

P3270385  朝7時44発の益田行きに乗車。キハ47の2連ですが、通勤通学時間帯だというのにガラガラです。春休み期間のため学生の数も少ない。見たところ通勤需要というのはほとんど無いようです。

 東萩から乗車した人数も5名のみ。海側のボックス席を独占してローカル線の旅を満喫します。

P3270386  反射炉の写真を撮るぞ、と待ち構えて撮影したこの1枚。液晶画面は見ないで、被写体を直接目視してシャッターを押しています。高速連写機能が付いているので使えば楽に被写体をセンターに持ってこれるはずですが。

P3270387  北長門の美しい海岸を眺めながら出勤できるなんて、なんて贅沢なんでしょう。

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2017年8月11日 (金)

新専門医情報 8月9日第4回「今後の医師養成と地域医療に関する検討会」

2017年8月9日、厚生労働省の第4回「今後の医師養成と地域医療に関する検討会」が開催されました。

メディウォッチ
新専門医制度、都道府県協議会・厚労省・検討会で地域医療への影響を監視—医師養成と地域医療検討会
http://www.medwatch.jp/?p=15236

m3.com
新専門医制の2018年度開始、重み増す「大臣談話」
厚労省検討会、都道府県の協議会、制度化の可能性も
https://www.m3.com/news/iryoishin/550724

厚生労働省 今後の医師養成と地域医療に関する検討会サイトには会議資料が掲載されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000174345.html
m3.comで触れられている山形と島根の事例に関する資料も掲載されています。

 記事を見ますと、前半は8月2日に塩崎前厚生労働大臣が発表した「談話」とそれに先立つ同検討会の「議論のとりまとめ」
http://kinojun.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/82-cd44.html
の内容を確認するような話があったようです。

 立谷秀清相馬市長(全国市長会副会長)の発言が目立ちます。両サイトで書きぶりが違いますが。
・地域医療に従事しながら専門医資格を取得できる仕組みが十分に見えてこない(メディウォッチ)
→「地域医療に従事している医師でも、専門医資格の取得が可能か」 (m3)

・論部や学会発表は専門医資格の要件として不要である (メディウォッチ)

・総合診療専門医の創設により、地域の医師が総合診療を行えないと誤解する (メディウォッチ)
→「総合診療専門医は、あせって作るものではない」(m3)

・都道府県協議会を学会に物申せる組織にするべき(メディウォッチ)
・プログラム制に拘泥することは好ましくない (メディウォッチ)
→「研修プログラム制だけでなく、研修カリキュラム制も選択できるなど柔軟な運用ができるのか」(m3)

といった意見が出され、日本専門医機構の松原副理事長(日本医師会副会長)が、指摘を重く受け止め対応する旨回答したとのことが書かれています。

また、

・「地域医療に従事する」ことを専門医資格取得の中で「加算ポイントとする(メディウォッチ)

という意見も出たそうで、厚生労働省は「医療需給分科会」で検討する可能性を示唆したとの事です。専門医の質の保証を根本的に歪めかねない話で、個人的には反対です。地域での勤務にインセンティブをつけるのであれば、別の形で行うべきです。

 なんだか個人的な意見が、随分と重みを持ってとりあげられる一方で、過去に積み上げてきた議論はないがしろにされているような気もいたします。

 都道府県協議会について、m3.comの記事では次のように書かれています。

---m3より抜粋開始---
日本医師会副会長の今村聡氏が、開催状況などの現状について質問。「“お願いベース”で開催を求めているが、当然のこととして開催するよう求めていきたい」(今村氏)。これに対し、厚労省医政局医事課は、「都道府県への説明会を複数回にわたって開催した。今のところ『開催するつもりはない』という都道府県はない」と説明し、この8月、9月に集中的に開催を求め、その状況について報告を求めるとした。さらに都道府県の協議会の位置付けについては今後検討すると回答。
--抜粋終了--

 大きな権限を持つことになりそうな都道府県協議会ですが、実はこのやりとりの中で言われている通り、その設置根拠は何も無く、各都道府県に自主的に設置するよう「お願い」しているというあやふやなものです。今後議論の流れによっては法的根拠を持つ協議会になるかもしれないとのことです。そもそも新専門医制度自体は法的根拠を持つものでは無いので、協議会が法的根拠を持つようになると、立場の優劣がますます鮮明になってしまうのでは無いでしょうか。

 また、事例として紹介されている山形県、島根県での「取り組み」について、厚生労働省サイトに掲載されている資料も見てみましたが、山形県の事例は山形大学の医局派遣先の調整の話であり、島根県の事例は地域枠の派遣先の調整の話でした。いずれも何らかの義務や制約を背負った医師たちを、それを課している側がどうやって配置決定するかという話です。 であれば、新専門医制度に関わる都道府県協議会での協議とは根本的に異なる話であり、参考資料として呈示されていることに違和感があります。

 ただ、昨年厚生労働省は医師の診療科の選択や地理的配置を政治的に調整する方針を示しております(※下リンク先に資料あり)ので、そういう意図が表れているのかもしれません。

※総務省ウェブサイト
平成28年第8回経済財政諮問会議 説明資料
資料6 経済・財政再生計画に沿った社会保障改革の推進②(塩崎臨時議員提出資料)
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2016/0511/shiryo_06.pdf
3ページ目
従前の医師確保対策が行き詰まっていることから、
「医師に対する規制を含めた地域偏在・診療科偏在の是正策を検討。」と書かれています。

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2017年8月 9日 (水)

新専門医情報 総合診療専門研修プログラムの申請がアナウンスされました

 2017年8月9日夜、日本専門医機構のウェブサイトに、
【お知らせ】
日本専門医機構 「総合診療専門研修プログラム」についての申請受付について
が掲載されました。
http://www.japan-senmon-i.jp/comprehensive/application.html

 トップページの「重要なお知らせ」にはアナウンスが無く、該当ページをリロードしないと気づかないのが不親切であります。

 本日開催されているはずの厚生労働省「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」が終わるのを待っていたのでしょうか??

 申請期間は8月9日(水)から予告通り21日(月)必着となっています。 提出書類の一式と、参考資料として整備基準、モデルプログラムが掲載されています。提出は郵送と電子メールの両方で行う必要があるとのことです。二次審査を通過するとプログラム審査・認定料として5万円+消費税を払い込む必要があります。

 なお質問はメールでと書かれていますが、なんと「回答には時間がかかる(一週間程度)」旨書かれています。その間に応募期間が終わってしまいそうですが…質問するなというジョークなのでしょうかね^^;。

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2017年8月 8日 (火)

新専門医情報 機構ウェブサイトに「新たな専門医制度の開始に向けた声明」が掲載される

 2017年8月7日夕方頃、日本専門医機構のウェブサイトに、8月4日に理事会で承認された「新たな専門医制度の開始に向けた声明」が掲載されました。
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/statement_170804_.pdf
また、同理事会の議事次第も掲載されています。
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/statement_170804_.pdf
協議事項の中には今後のスケジュールについて、という議題も含まれていました。

 声明の内容はだいたいm3.comで報じられている通りです。

 前半はこれまでの経緯をまとめた文章になっています。中盤(3ページ目)では8月2日の塩崎前厚生労働大臣との面談について触れられ、「機構として十分に検討の上、真摯に対応したいとの回答を行いました。」と書かれています。

 そのあとに今後のスケジュールについて記されています。

「機構理事会では、同日公表された大臣談話を踏まえ、平成30年4月からの新たな専門医制度の開始に向けて、本年10月初旬を目途に、基本19領域の専攻医の一次登録を開始し、また、本年12月中旬を目途に二次登録を開始することと致しました。また、その後も研修先の決まらない専攻医希望者に対し、引き続き、応募を可能とする方向で検討することと致します。」

 二次までで打ち切りでその後の応募を不可能とされてしまっては、専攻医浪人が出てしまい、ご本人も食べていけませんし、社会的にも大きな損失です。ただこのスケジュールどおりに話が進むのかどうかは楽観できないと思います。

 続くセクションでは、次のように書かれています。
「また、機構では、来年当初を目途に専攻医がどの診療科のどのプログラムに所属することになるのかの概要が明らかになった時点で、新たな専門医制度が地域医療にどのような影響を与えているかなどについて学会ごとにご報告を頂き、万が一、新たな専門医制度によって、地域医療への影響や専門研修レベルについて改善する必要が生じた場合には、機構の整備指針、運用細則、補足説明に鑑みて研修プログラム委員会および基本問題検討委員会での審議、理事会の審議等を経たうえで各学会に対して制度や運用の修正等の変更を依頼し、必要に応じて、応募状況等の調整を行うことにしたいと考えています。」 

 来年当初という時期は二次募集がまだ行われている最中かもしれませんし、二次選考終了の時点の情報を意味しているのかも知れません。この時期に調査して、年度内に改善策や「応募状況等の調整」を打ち出すのか、それとも2019年度の募集に反映させるのか、この記述だけでは読み取れません。そもそも「応募状況」を「調整」するとはどういう意味なのか。まさかその時点での応募を無かった事にするわけではありますまい。 次年度以降に都市部の人気プログラムの募集定員を減らすという意味でしょうか??

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2017年8月 7日 (月)

萩の世界遺産巡り

2017年3月の撮影です。

長門市から萩市内へ戻ってきました。夕方までにレンタカーを返却すれば良いので、その間萩市内の残りの世界遺産を訪ねてみました。

P3260343  まずは松陰神社へ。吉田松陰を祀った神社です。神社そのものは、世界遺産ではありません。境内にあるP3260340こちらの松下村塾が「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産の一つとして指定されています。吉田松陰が開いた私塾です。ここで学んだ塾生がやがて明治日本の産業革命において大きな役割を果たしたのですね。

P3260345  続いて反射炉に行ってみました。反射炉と言えば静岡県伊豆半島に「韮山反射炉」があり、昔一度だけ訪問したことがあります。そちらも世界遺産に指定されてちょっとびっくりしたのですが、萩反射炉の説明看板を読んで更にびっくり。

佐賀藩が先に稼働させていた反射炉の技術移転を申込んだものの無下に断られてしまい、なんとか外観のスケッチだけさせてもらいそれをもとに試作したのが、萩の反射炉だそうです。すなわち、外観を元に想像して作ってみた…でもやっぱり反射炉としては使えなかった…ということなのだそうです。(韮山反射炉はオランダの技術書をもとに設計したので、ちゃんと稼働したそうな。)

 反射炉のすぐ脇を山陰本線の線路が通っていて、車窓からも一瞬反射炉を見ることができます。

P3260349  次に訪れたのは反射炉から目と鼻の先にある「恵美須ヶ鼻造船所跡」です。こちらは造船所としての遺構は残っておらず、一見ただの空き地のようにしか見えませんが、建物のあった場所を区切るテープが張られているので、それを見て在りし日の姿を想像するしかありません。多くの観光情報サイトでは防波堤の写真が使われていますが…なるほどそういうことね。

P3260367 最後に萩城下町を抜けて萩城址へ。中央公園付近の駐車場に停めて歩いたのですが、結構遠かった。城址付近にも駐車場はあるので、車の人は城下町散策と城址散策は分けた方がらくちんだと思います。

 

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2017年8月 5日 (土)

新専門医情報 8月4日 日本専門医機構理事会「新たな専門医制度の開始に向けた声明」

 2017年8月4日、日本専門医機構の第16回理事会が開催されました。関連記事がM3.comに掲載されましたのでご紹介します。

新専門医制度2018年度開始、「地域医療等に配慮」が前提
日本専門医機構「新たな専門医制度の開始に向けた声明」
https://www.m3.com/news/iryoishin/549804

予想した通り、ようやく来年4月からの開始がアナウンスされました。

 8月2日の塩崎前厚生労働大臣の談話をなぞる形で地域医療への影響に配慮しつつ、来年4月の制度開始に向けて、「10月初旬を目途に、19の基本領域の専攻医の1次登録を、12月中旬を目途に2次登録を開始することを決定した。」とのことです。

 新専門医制度では専攻医となることを希望する医師は、19の基本領域の中からひとつの領域を選択し、その領域の研修プログラムのうちの1つだけに応募することができることになっています。初期研修と違ってマッチング方式をとらないのです。応募したプログラムに採用されないと、2次登録に進み、定員に空きのあるプログラムから選択して応募する形です。したがって19の基本領域を同時に募集開始する必要があり、その時期を「10月初旬を目処とする」ということになります。基本領域の中のどれか一つでもプログラムの二次審査や都道府県協議会での調整のプロセスで遅れが生じると、他の基本領域は先に進むことができません。機構が計画どおりに今後のプロセスを進めていけるのかは、注視する必要があります。

 なお、4日23時42分現在で日本専門医機構のウェブサイトには新しい情報の掲載はありません。(総合診療のプログラム募集要項も掲載されていません。)

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2017年8月 2日 (水)

新専門医情報 8月2日厚生労働大臣が専門医機構理事長と面談し「談話」を公表

一次情報

「新たな専門医制度」に対する厚生労働大臣談話
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000173575.html

「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」 における新たな専門医制度の議論のとりまとめ
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10803000-Iseikyoku-Ijika/0000173571.pdf

二次ニュースソース

m3.com
「新専門医制度、厚労省が関与」、塩崎厚労相が談話 吉村理事長と面談、
プロフェッショナルオートノミーに歯止め
https://www.m3.com/news/iryoishin/549268

 8月2日塩崎厚生労働大臣と日本専門医機構吉村理事長が15分ほど面談。その際に手渡された「談話」が厚生労働省サイトに掲載されました。 紙に書いた「談話」を手渡すというのは、不思議な言い回しですが。

 この談話を発表するにあたって参考にされたのが、8月1日に出された「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」における新たな専門医制度の議論のとりまとめ という文書になるようです。なのでまずこのとりまとめを先に読んでみます。

----抜粋----

「第3回検討会において、日本専門医機構及び各学会に対応が求め られたが、これらについては、下記のとおり対応が行われ、構成員 からの理解も得られている。」

「今後、日本専門医機構で行っている専攻医の仮の登録後の配置状 況を踏まえ、万が一、地域医療に影響を与える懸念が生じた場合に は、学会に対してさらなる制度の改善を行うよう、検討会としても 日本専門医機構及び各学会に求めていくこととしたい。」

----抜粋終了----

といったような記載から、専門医機構の取り組みが評価されていること、「専攻医の仮の登録」が実施されることが既定事実として書かれているように見受けられること、から来年度からの開始の方針そのものには反対せず、その上で口出しをしていくという意図と私は読み取りました。

 一方大臣談話の方ですが、おやっと思ったのが「新しい専門医制度」という言葉です。これまで厚生労働省は「新たな専門医養成の仕組み」と呼んでいました。「制度」というと国で決めた制度のことを意味する、今回のものはプロフェッショナルオートノミーだから制度では無いというスタンスだったはずです。しかし大臣自らが「制度」という言葉を使い、それがウェブサイトに見出しとして掲載されました。深読みすると、もはやプロフェッショナルオートノミーでは無く、厚労省として関与する意志をが込められているのではとの感想を持ちました。

----抜粋----

「他方、来年度より実施する新たな専門医制度は、プログラム制の導入など、これまでに無い新たな仕組みであり、」

「都道府県、市町村、医師会、大学、病院団体等からなる都道府県協議会等地域医療関係者と十分に協議が行われたうえで、運用の中で問題があれば速やかに是正が行われる必要があると考えています。」

「具体的には、日本専門医機構及び各関係学会に対し、学会ごとの応募状況及び専攻医の配属状況を厚生労働省に報告いただくことを求めます。厚生労働省においては、新たな専門医制度が地域医療に影響を与えていないかどうか、領域ごとに確認をすることとしたいと考えております。」

「万が一、新たな専門医制度によって地域医療に影響を与える懸念が生じた場合には、「国民に対し良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制」を確保する医療法上の国の責務に基づき、厚生労働省からも日本専門医機構及び各関係学会に対して実効性ある対応を求める」

----抜粋終了----

といった記載を見ますと、
・来年度からの新たな新専門医制度の開始そのものには反対していない。
・運用していく中で、随時厚労省への報告を求め、その結果を見て厚労省として介入する。

という意図かと思いました。 内閣改造を前に現大臣が方向性を示しておくことが重要だったのかもしれません。

 8月4日の機構理事会ではこの「談話」を受けて、来年度の開始をようやく宣言するのでは、と個人的には予想しています。それは、新専門医制度を開始することと引き換えに、自主的自律的な運用を諦め、政治の介入を許すという点では、苦渋の決断になるのかも知れません。

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