ギリシャ、特にフォレガンドロス島の旅02 飛んでイスタンブール
2017年8月18日(金)-19日(土)
日本に乗り入れる Turkish Airlinesの便は、成田への1日1往復だけです。出発時刻は曜日によって異なりますが、金曜日は21時25分です。夕方まで普通に仕事をして、家から職場まで妻が運転してきた車の運転を引き継いで成田空港へ向かいます。平日の夕方なので渋滞を心配していましたが、まずまずスムーズに成田空港近くの駐車場に到着。そういえば成田空港まで車で来て出かけるのは2009年のメキシコ・ニューヨーク旅行以来のようです。お盆の再混雑期を過ぎたところではありますが、成田空港に来ると羽田に比べて活気が少ないような気がしてしまいます。利用客そのものは年々増えているとのことなので、ターミナルが分散したからそう感じるのかも知れません。
Turkish Airwaysは出発24時間前から WEBチェックインが可能なので昨夜のうちに済ませています。ウェブサイトからアクセスすると何故か途中でエラーが出て、空港で手続きをするようにと表示されてしまいました。しかしスマートフォンのアプリから試みたところ、難なくチェックインに成功しました。チェックイン待ちの長蛇の列を尻目に、専用カウンターでさくさくと荷物を預けることができました。荷物はダイレクトにアテネまで運んでくれるとのことです。
予約していたギリシャ用のモバイルWiFiを受け取り、軽く夕食を済ませたら出国手続をしてゲートへと向かいます。
搭乗開始は1時間前からと早いですが、最近の国際線は乗った瞬間からオンデマンドシステムで映画などが楽しめるようになっているので暇つぶしができて良いですね。機内はほぼ満席。ざっと見日本人よりも外国人の方が多いかも知れません。
機内安全のビデオはトルコ語と英語で1回ずつ放送されます。映像トリック仕立てでなかなか楽しませてくれます。日本人のフライトアテンダントは乗務していませんが、日本語の話せるトルコ人の方が乗っていて機内アナウンスやサービスを担当しています。座席下方には電源コンセントがあり、目の前にモニターの脇にはUSBコネクタもあります。機内でデジタルガジェットの充電ができて便利です。機内食には定評がありビジネスクラスではシェフが盛り付けてくれるそうですが、エコノミークラスではまあ普通でしょうか。肉(トルコ風ハンバーグ)とパスタのチョイスでした。
飛行ルートもなかなか興味深いものがありました。成田から南に向かって離陸。九十九里浜から海上に出たところで右旋回してUターン。その後は新潟上空から日本海を北上し、ロシア極東から中ロ国境のロシア側をなぞるように進み、バイカル湖の北側を通り、モスクワ付近から南下して黒海の西端を飛んで、イスタンブールに向かいました。ロシア領内を長時間飛びますが、全行程が夜なので地上の様子がよくわからないのが残念です。飛行時間は約12時間。なかなか乗りでがあります。
午前3時45分頃(定刻より25分早く)、イスタンブール・アタチュルク空港に無事到着。この空港では2016年に国内線ターミナルでテロがありましたが、その後は落ち着いています。かなり遠いゲートに着いたようで、延々と通路を移動。途中何箇所かに Transfer の案内看板が出ていますが、どうも通れる様子がありません。未明で利用客が少ないためメインターミナル近くの一箇所以外はまだ開けていなかったようです。だいぶ歩かされはしましたが4時20分には免税店が立ち並ぶ出発ロビーにやってきました。
のびーるトルコアイスの売り場は午前5時に開店。娘はさっそくバニラアイスを食べてご満悦です。
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