新専門医情報 内科20%減 都市部大学に集中?
更新をサボっていて、少し掲載が遅くなりました。
m3.comの記事をご紹介します。
内科は20.8%、外科は5.9%、専攻医登録者数が減少
仙台厚生病院の遠藤医師、「現場からの医療改革推進協議会」シンポで発表
https://www.m3.com/news/iryoishin/572962
「現場からの医療改革推進協議会」の第12回シンポジウムでの発表に関する記事です。遠藤医師の調査によると、一次応募での専攻医数は内科では20.8%、外科では5.9%、過去の後期専攻医の平均採用実績よりもそれぞれ減少しているとのこと。
また内科の人口10万人あたりの専攻医数都道府県比較では、最少の
高知県0.7と、最多の東京都3.83の間に5.47倍の格差があること。外科については、人口100万人あたりで最少の群馬0.511と最多の東京12.855で実に25倍の格差があると指摘。応募者が一人だけという県もあるようです。
また「東京大学、東京医科歯科大学、慶應義塾大学の各医学部附属病院に所属する日本内科学会認定内科医受験者数は、過去2年間の平均で数人~10人前後だったが、今回の1次募集の内科専攻医登録者数は30~40人に上った。」とのことで、内科全体では減る中で都市部の大学病院への集中が見られるのでは無いかと指摘しています。
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