モロッコとパリの旅03 リヤドシャラ
2019年8月16日(金)
メナラ空港の滑走路に着陸したのが9時17分。 ゲートに着いて、飛行機を降りて、入国審査で待たされ、荷物を受け取り、税関を素通りして…。
ようやく午前10時過ぎに到着ロビーに出てきました。手持ちのCITI BANK(今はSMBC信託銀行に移管されてしまいましたが…)のキャッシュカードを使いATMで、現地通貨のディルハム紙幣をおろします。3台あるATMの3台目でようやく成功。
意外と洒落たデザインの空港ターミナルです。到着ロビーはきのこのような形のガラス張りのドームになっています。
予定ではここで、本日宿泊のリヤドシャラのボードを持ったドライバーが待っているはずです…うーん。居ません。ターミナルの外でもボードを持った人たちがたくさん待機しています…うーんここにもいません。
どうしようかな、宿泊先に電話をかけようかなと思っている間に妻が他の宿泊施設の送迎に来ている人を捕まえて、「うちの送迎来てないようなんだけど、電話使えないから困ってるんだ。」ドライバー「どこに泊まる予定なの。電話してあげるよ。」…。
「あー。おたくのお客さんが迎えが来て無くて困っているよ。よろしくね。…これからこっちに来るってさ。このへんで待ってれば良いよ。」「ありがとね。」 いつもながらサバイバル技術がすごい。
待つこと20分。ようやくドライバーが登場。「ようこそマラケシュへ」「(いやあその前に遅れてごめんでしょ。)まあいいや、行こうか。」3年前のフィリピン旅行のあと、久しぶりの途上国。こののんびりした適当な雰囲気に早く適応しなくては。
メナラ空港からマラケシュの旧市街までは車で15分ぐらい。前方にクトゥビアモスクの塔が見えてきました。城壁をくぐり旧市街へ。裏道に入り車道の終わりで停車。ここからは歩きです。ゴミやよくわからない破片がいっぱい落ちている路地へと入っていきます。歩行者専用?いやいやバイクもガンガン入ってきますから轢かれないように。
旧市街にはリヤドと呼ばれる中庭のある小規模な宿泊施設が無数にあります。本日から2泊するのはその中の一つリヤドシャラ。楽天トラベル(というか本体はBooking.com)で検索しましたが、ここを選んだ理由は2つ。メディナの中心であるジャマーエルフナ広場に近いこと。そして中庭にプールがあること。
真夏のマラケシュ。日中の気温は40℃を越えます。とても日中長時間観光していられる気温ではないので、耐えられなくなったら宿に戻ってプールで涼めるようにという策略です。
まだ午前中なので部屋には入れません。待機用のスペースに案内されます。Welcome Drinkは熱いミントティー。プールの水を触ってみると、かなり冷たいです。直射日光が入らないように設計された中庭は外の灼熱とは無縁ですが、プールのせいで若干湿度は高め。
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