モロッコとパリの旅01 羽田空港のレストランで受難

2019年8月15日（木）

　一日の仕事を終えて、そのまま職場から羽田空港に向かいます。混雑する山手線とはうって変わって、20時過ぎに空港方面に向かう各駅停車のモノレールは空いていました。羽田までは京急で来ることが多いので、国際線ターミナル駅が高架上にあることに違和感があります。西日本に台風10号が上陸し国内線のダイヤは大きく乱れていますが、東京発着の国際線には目立った影響無く運航されていました。

　今回利用するのは22:55発のエールフランス293便シャルル・ド・ゴール空港行き。エールフランスは搭乗に必要な情報が登録されていれば出発の30時間前に自動チェックインされ、メールで搭乗券が届く仕組みです。先に到着した家族がスーツケースも預けてくれており、私の荷物はバックパック一つ。じゃあこのまま出国審査に進んでいいのかというと、さすがに国内線と違ってそういうわけにはいかず、カウンターに立ち寄りパスポートと搭乗券の照合を受ける必要がありました。係員に声をかけると、パスポートと搭乗券を預かって確認作業をしてきてくれました。荷物預けの長蛇の列に並ぶこと無く済みました。

　今年の旅行はモロッコ（妻のリクエスト）とパリ（娘のリクエスト）です。来年は東京オリンピックの関係で夏休みが取れそうにないので少し長めにお休みをいただきました。本日から往復の機中2泊、モロッコ6泊、パリ4泊で12泊13日の旅となります。この2カ国で両方使うことができるMobile WiFiの会社を探しましたが、結果的には Global WiFi一択となりました。フランスはLTE接続できますが、モロッコは3Gのみ。国によってSIMを差し替える必要はありませんでした。

 夕食を食べていない妻と娘、車で送ってくださった妻のご両親とターミナル内の某和食レストランへ入りましたが、店員から「飲み物だけの人はお断り」と言われてしまい（怒）、一人店を出て、待合所の椅子に座ってコンビニで買ったハイボールでやけ酒をする羽目に…。

　酔っ払った状態で出国手続きをすることになりましたが、羽田のゲートはいつのまにやら顔認証式で自動化されておりました。赤い顔でも本人と認識され無事通過できました。

　台風の影響で離陸後に結構揺れが続きました。映画館には行きそびれたアベンジャーズ・エンドゲームをようやく見てちょっとストーリー展開にがっかりしたり、赤ワインで追い酒したりするうちに、いつの間にやら寝てしまいました。5-6時間ぐらいは眠れたでしょうか。定刻より20分以上早く、8月16日午前4時8分にパリ・シャルル・ド・ゴール空港に着陸しました。