モロッコとパリの旅04 ジャマエルフナ Jemaa el-Fna 広場
2019年8月16日(金)
リヤドシャラの部屋に入れるようになるまで、一人で周辺を少し歩いてみます。マラケシュの旧市街(メディナ)の中は路地が迷路のように張り巡らされています。路地が狭くなっているのは強烈な直射日光が差し込みにくいようにする意味もあるのだろうと実感します。つまり日陰になっています。Googleマップでは行き止まりのように表示されている道も、実は路地でつながっていたり、やっぱり行き止まりだったりしますから、かなり難しい。
路地を抜けたところに商店街のような通りがあり、右に進んでみます。両側にびっしりと小さな店が立ち並びなかなか楽しそうです。30分ほどしてリヤドシャラに戻ると、もう妻と娘は部屋で寛いでいました。
正午を過ぎお腹も空いていますので、今度は3人で昼食がてら出かけます。先程の散歩で少し周辺の構造が理解でき、戻るときの目印になる店舗の看板などノウハウを伝授しておきます。商店街の通りを左側に行けば、旧市街の中心であるジャマエルフナ広場に至ります。日差しが届きにくい路地と違い、広場には真昼の直射日光がさんさんと降り注いでいます。天気予報では気温は40℃超え。未体験の暑さです。さすがにこの時間はまだ人は多くありませんが、名物のオレンジジュース屋台の営業は始まっており、蛇使いの奏でる楽器の音も響いてきます。
あまりに暑いので手近なレストランに入って、2階席から広場を見下ろします。エアコンはついていますが効きはいま2つ。まずはモロッコ料理ということでタジン鍋とクスクスを注文。娘はスパゲッティボロネーゼ。モロッコまで来てイタリアン?と思いつつ、スパイスの使い方が違うせいか、これが意外な旨さ。
昼食後スークの方を見に行こうかと思ってましたが、娘が暑いから嫌だ、プール入りたい、と言うのでリヤドに一旦戻ることに。
夕方、日が陰った頃に再びジャマエルフナ広場を訪れます。少しは涼しくなってきたかと思いきや、まだまだ。地面や建物から熱が放射されているからでしょうか。人出はぐっと増えてきました。その分スリなどへの警戒レベルはアップです。オレンジジュースの屋台でははっきり交渉しないと値段の高いミックスジュースの大きなサイズを押し売りされます。油断も隙もない。ある程度フランス語の基礎会話を勉強してきましたが、英語で十分コミュニケーションが取れます。日本語で話しかけてくる人も時々居て、フレンドリーな雰囲気もあります。(それゆえ警戒レベルアップ。)
開けて翌朝のジャマエルフナ広場。夜の熱気が嘘のように誰もいません。ジュース屋台にもシートがかけられています。 散水車が出て広場を清掃中。毎日大量のゴミがポイ捨てされています。ゴミ箱にきちんと捨てるという習慣が乏しいのです。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
「モロッコとパリの旅」カテゴリの記事
- モロッコとパリの旅37 RER A線とD線 (完)(2020.04.05)
- モロッコとパリの旅36 鈍足のRER C線(2020.03.31)
- モロッコとパリの旅35 Orsay Ville(2020.03.26)
- モロッコとパリの旅34 RER B線 南行き(2020.03.21)
- モロッコとバリの旅33 Transilien L線(2020.03.16)
コメント