モロッコとパリの旅08 Hôtel L'Hippocampe
2019年8月18日(日)
ワリディア Oualidia はモロッコの大西洋岸、アル・ジャディーダ El Jadida とサフィ Safi の間に位置している小さな町です。人口は2004年に5900人ほどだったのが、2014年には18600人余りまで急激に増加。波静かなラグーンと、そこに面する広々としたビーチがあり観光業が盛んです。また漁業としてはカキの養殖も行われているそうです。
Hôtel L'Hippocampe はこの町では2番手ぐらいのリゾートホテル。3人で2泊朝食付きで300ユーロでしたから、物価の安いモロッコとしては結構良いお値段です。(リヤドシャラは2泊で172ユーロでした。)ちなみにHippocampeとはタツノオトシゴのことです。
坂の上の町からビーチへと向かう道はたくさんの海水浴客が歩いています。15時過ぎですがまだ太陽ギンギン。これから海に向かう人もたくさんいます。マラケシュとは違った活気にあふれています。ホテル前には宿泊者専用の駐車場があり、無事に停めることができました。(後で散策すると海近くの駐車場は車で溢れかえっていました。)
ホテルの敷地は美しく樹木や草花が手入れされていて、リゾート気分を盛り立てます。VISAやMasterだけでなくJCBカードが使えることにちょっと驚きましたが、日本のガイドブックに載っていないので多分ここに来る日本人は殆どいないはずです。気温は28℃ほどで、海風もあり涼しく感じます。やっぱり砂漠より海ですね。
到着したときは満潮に近く、ラグーンの中洲は遠くに見えています。ビーチから渡し船が出ていて、中洲に渡してくれるようです。ホテルの真下は砂浜ではなく磯場になっていますが、少し左手には砂浜が広がっています。そして中洲にもそのはるか向こうのビーチにはものすごい人、人、人。まるで江ノ島海岸のような盛況ぶりです。
イスラム教の国のビーチリゾートってどんな感じだろうかと思いましたが、地元の女性は顔や全身を覆うような水着を着てはいますが、はしゃぎ楽しんでいる様子は他の国と何ら代わり有りません。欧州各国からの女性観光客は普通にビキニでぶらぶらしていますので、その混在が面白いと思いました。
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