モロッコとパリの旅16 エッサウィラ2 旧市街を歩く
2019年8月20日(火)
ドゥカラ門を入ると、ごらんの賑わいです。そんなに広くはないムハンマド・ザルクトゥーニ通りの真ん中にフルーツなどを並べた屋台が出て、混雑を助長しています。ガイドブックでみるとオシャレな感じに撮影していますが、エーゲ海の島々のようなお上品さとは無縁。活気があって、雑然としていて汚いところが途上国の魅力です。
(強烈な日差しを避けるため)両側を高い壁で囲まれ日が当たらないマラケシュのメディナと比べると開放的で明るい雰囲気です。
店先で売られる商品の豊かな色彩も、この明るさでより生き生きとして見える気がします。
このあたりの特産のアルガンオイルを売る店もあちこちで見かけました。生産組合みたいなのを作っているようで、それぞれの組合に所属しているおばちゃんたちが、競い合って声をかけてきます。デモンストレーションとして店先に石臼を置いてその場で挽いて試食させていました。結構強引に売ってきますので、充分な値段交渉と、その場での商品の内容や個数を怠らないように。なかなかおばちゃんたちしたたかです。
旧市街の北西側、海に面した側は壁面に沿って狭い通路が作られています。左側の壁の向こうが海(のはず)です。まっすぐ進んでいくと、北稜堡展望台につながっています。またこの壁の一部はスカラと呼ばれる砲床(大砲が並べられた見張り台)になっています。
上がってみましたが、風が強すぎてとても長居していられません。記念写真だけ撮って撤退です。
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