モロッコとパリの旅22 セーヌ川畔とノートルダム寺院
2019年8月22日(木)
時刻は18時。まだまだ日は高くにあり沈みそうにありません。さっそく出かけることにしましょう。
アパート前から Saint Paul サンポール通りを南へ。Célestins 交通量の多いセルスタン通りを右折。セーヌ川にかかる Pont Marie マリー橋を渡ります。川岸のデッキにはおしゃれなブルーのテントが並び、みんなお茶しています。優雅ですね。今朝までマラケシュ郊外のちょっと汚い住宅街にいたのが嘘のようです。
渡った先は対岸では無く、中洲の島である Île Saint Louis サンルイ島。すぐ西隣にはもう一つの中洲である Île de la Citéシテ島があります。水路を挟んで向こうに見えるのが、かのノートルダム大聖堂てす。2019年4月15日の火災による焼失からの復旧工事が始まっており、足場やクレーンが見えます。
適当なレストランに入って屋外席で夕食。メニューを見て値段の高さに愕然とします。モロッコでは300円のタジン鍋を食べてましたからねえ。良い点はお店で普通にアルコール飲料が供されること。久しぶりにビールをいただきます。それにしてもウエイターさんの印象がなんだか悪いですね。言葉がわからないと思って適当にやってると態度に出ますよ。
モロッコに注力してフランスの料理を全然勉強して来ませんでした。適当に tartare de boeuf (牛肉のタルタル)を頼んでみたら、生の牛肉の上に生卵が乗って出てきてびっくり。なるほどユッケのご先祖さんですな。妻と娘は生肉には手を出しません。悪くは無いけど、淡白で単調なので、途中で塩を足しながら完食。醤油が欲しいですね。
Pont Saint-Louis サンルイ橋を渡りシテ島へ。
ノートルダム大聖堂の前にやってきました。赤い大きなクレーンがデーンと手前にかまえています。早く復旧されると良いですね。
Rue d'Arcole アルコル通りを北へ。通り沿いのジェラート店Amorinoの看板に娘の目が釘付けになります。コーンの上にバラの花びらのように美しく盛り付けられたジェラート。おしゃれですね。こういうのはモロッコには無かったですね。エル・フナ広場のソフトクリームは20円でしたからコスパは最高でしたが。
ジェラートを手にご満悦の娘。アルコル橋の向こうに見える立派な建物は、パリ市庁舎だそうです。歴史と風格のある建物に囲まれたパリの町です。
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