モロッコとパリの旅20 マラケシュ・メナラ空港のカオス
2019年8月22日(木)
午前8時14分、マラケシュ・メナラ空港にやってきました。これから乗るのは10:20発のエールフランス1277便、パリ・シャルル・ド・ゴール空港行きです。充分な余裕をもって到着したはずでしたが…。
ネットでオンラインチェックインを済ませてあります…。しかし搭乗券自動発券機や優先カウンターはありません。結局チェックイン待ちの長蛇の列に並ばざるを得ません。だいぶ待ってようやく荷物を預けることができました。
次は両替です。モロッコディルハムからユーロへの再両替のためには搭乗券を見せる必要があるとのことです。チェックイン待ちの間に分担して済ませようと思っていましたが宛が外れました。まあここはそんなに待ち時間は無く終わりました。
続いてセキュリティーチェック。ここでも長蛇の列。
とどめが出国手続きです。ここに来てものすごい長蛇の列。係員たちは急ぐ様子も無く、時折雑談したりしています。前で待っている白人女性がため息まじりに「Crazy!」とつぶやいています。
どんどん時間が過ぎて、出発まで30分を切ってしまいました。やばいです。チェックインを済ませてあるからと言って、待ってくれるとは限りません。やるべきことは唯一つ。強行手段。係員に「もう時間が無いから、先に行くよ。」と宣言し返事を聞かずに、列を仕切るロープをくぐって、強引に割り込みをします。こうするしか無いのです。
こうして何とか搭乗に間に合わせることができましたが、免税店を覗くような暇は全く無し。何よりも不思議なのはこんなカオスな状態にも関わらず、AF1277便が定時で出発したことです。みなさんちゃんと乗れたのでしょうか???
東に向かって離陸したので、離陸後すぐにマラケシュの町が眼下に見えてきました。赤茶色の大地に赤茶色の建物でわかりにくいのですが、目を凝らせば Koutoubia Mosqueや、Jamaa El Fna広場も同定できました。 飛行機はカサブランカ上空で大西洋上に出たあとスペイン上空へ。マドリード市街地のすぐ東を通過し、フランス西部の海岸を望みながら北上。写真はボルドーの西側、バッサン・ダルカションと思われます。
すったもんだありましたが、ほぼほぼ定刻にパリ・シャルル・ド・ゴール空港に到着いたしました。エールフランス機がたむろしています。
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