モロッコとパリの旅19 Flashback House
2019年8月21日(水)-22日(木)
ホテルをチェックアウトして車にスーツケースを載せて、もう一度軽くエッサウィラの旧市街を軽く歩きます。これでモロッコの観光としては終了です。今日はマラケシュまで戻って一泊。明日午前の飛行機でパリに向かう予定です。
4日間一緒に過ごしたCitroen C4 Picasso とも今日でお別れです。マラケシュに向かうR207号線はだいたいの区間は整備された快適な道路です。無人の荒野を走っているときは良いのですが、バイパスというものが整備されてはいないため、大きめの町に差し掛かると突然市街地の真ん中を通ることになります。道の両側には路上駐車の車が溢れ、車の影から道路を横断してくる歩行者、脇道や駐車場から入り込んでくる車などに気をつけながらの徐行運転になります。
エッサウィラから約100km。1時間半ほどで、シカウアChichaouaの町に差し掛かりました。N1と合流するラウンドアバウトがあります。昼食休憩としましょう。
駐車場に車を停めて車を出ると暑いこと!快適な海岸地帯からまた灼熱の内陸に戻ってきてしまいました。道路沿いのローカルレストランに入り、タジン鍋を注文。ここでもマラハシュは必ず一緒に供されます。どこに行ってもブレがありません。
お腹を満たして元気を取り戻し再出発。残りは約80kmです。次第に交通量も建物も増えてきました。今日の宿泊先はマラケシュ・メナラ空港まで徒歩圏内にあるゲストハウス Flashback House 。しかしわかっているのは住所だけ、ちゃんとたどり着けるかな。
至近まで来ましたが看板など見当たらずどの家かわかりません。近所のお店で立ち話している人に尋ねると、親切に教えてくれました。気さくなおじさんが自分で住んでいる家の3階をゲストハウスとして貸し出しているものです。全自動洗濯機や物干しができる屋上テラスもあります。溜まった洗濯物を片付けることに。なにしろ40℃ですから、干しておけばすぐに乾きます。
その間に私はレンタカーの返却です。まずはガソリンスタンドへ。モロッコはセルフ給油では無く係員に給油してもらうタイプです。さすがディーゼルエンジン+マニュアルシフト。軽々20km/L以上の好燃費でした。思わず "It's so cheap!" なんて言ったものだから店員がちょろまかそうとしてなかなかお釣りを渡そうとせず、困りました。
それ以上に困ったのが空港でのレンタカーの返却。道路上にレンタカー返却場所を示す案内が全くありません。レンタカー営業所が駐車場の中にあるように見えるので、駐車場に入ってみますが、中にバリアがあってレンタカー事務所にはいけません。どうなってるんだ?5DH(50円)ですが駐車料金も払わされ、空港の構内をもう一周。結局、到着ロビーの前を素通りして、駐車場からの出口のすぐ先の何も表示の無い通路へと左折するという、極めて不親切な場所にありました…。(今回借り出しを空港店にしなかったのが仇になりました。)
レンタカーのチェックも無事に終わり、Flashback Houseまで歩いて戻ります。所要15分ほど。途中にレストランは見当たらず。今夜の食事は近隣のグロサリーで買い出したもので済ませることにします。
翌日の飛行機は10:20発です。8時前にスーツケースを転がして出発。道端に積み上がっているゴミだか建材だかわからないものに娘がびっくりしています。「モロッコ汚いからヤダ。」
さて出発の2時間ちょっと前にはきっちり空港に到着したのですが…。
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