モロッコとパリの旅27 Valence TGV駅
2019年8月24日(土)
定刻より数分遅れてヴァランスValence TGV駅に到着しました。リヨン駅では暗すぎて写真が取れませんでしたから、急いで先頭部に行き、TGVに乗ったよ的な写真を撮っておきます。ブルーとシルバーの塗り分けはオリジナルの塗色です。Wikipediaを見ても今ひとつ車両の区別がよくわからないのですが、運転席と前頭部の間に角度差がついているこの形状は、Réseau Duplex という車両でしょうか。
Valence TGV駅は本当は Valence TGV RHONE-ALPES SUD という名前です。その名とは裏腹にローヌアルプスが目の前に見えるというようなことはありません。ヴァランスの中心市街地からは東にだいぶ外れた場所にあり、農地の真ん中という感じです。在来線も交差していますが、駅の利用客の多くは自家用車利用のようで、駅前には大きな駐車場が整備されていました。 乗り継ぎ時間の間に一旦駅舎に上がってみます。(ホームは掘割の中で半地下という感じです。)それにしても階段の配置の仕方から、赤を差し色に使った柱とか、デザインが素晴らしいですね。日本の新幹線駅もこのぐらいおしゃれに作ってくれないかな。
列車に乗ると車窓を見たいのでトイレにも行きませんから、乗り換え待ちの間に行っておくことにしましょう。入り口に係員がいて、有料でしたがきれいに整備されており気分良く利用できました。
20分後にマルセイユ行きの列車がやってきました。白を基調とした新しいInOui塗色です。廉価版の OuiGoと、プレミアム版のInOuiの二本立てで顧客に訴求していく方針のようです。
ここからマルセイユまでは1時間12分。途中Avignon TGV駅と、Aix-en-Provence TGV駅に停車しますが、やはりずっと新線経由なので沿線の風景は単調なままです。
終点が近づいて在来線に合流するとようやく町中の光景を見ることができるようになります。まもなくマルセイユ サンシャルルMarseille Saint-Charles駅に到着です。実乗車時間3.5時間ほどで、東京から福山ぐらいまで移動してきたことになります。日本の新幹線よりも停車駅が少ないですが、距離と時間の相関はだいたい同じような感じですね。
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