モロッコとバリの旅33 Transilien L線
2019年8月25日(日)
妻と娘は、「こんなに暑いから屋外はもう無理。やっぱりデパートに行きたいね。」とおっしゃる。オペラ座近くのプランタンデパートに行きたいそうな。それならということで、Gare de Versailles-Rive-Droite (ベルサイユ・右岸)駅に向かいます。ベルサイユ宮殿への観光客で賑わう Rive Gauche駅と違って、ちょっとだけ遠い Rive Droite駅の周辺はとても静かです。
ここから乗るのは フランス国鉄(SNCF)の郊外路線の一つ Transilien L線です。Z50000系車両は新しく、デザインも洒落ています。車内は白の壁に対して、赤・緑・エンジ・グレー・ピンク・紫とカラフルな座席モケット。天井も白ですが部分的にカラーがあしらわれていて、おしゃれです。トンネルに入ると、LEDの天井照明とブルーの床照明が際立ち、伊豆急リゾート21のロイヤルサルーンを彷彿とさせる演出です。
40分強の乗車時間で、Gare Saint-Lazare(サンラザール駅)に到着しました。大屋根の頭端駅です。パリ市内のターミナル駅の中では最も歴史が古く、1837年の開業とのこと。しかし今は長距離列車の代表格である TGVの発着が無く、郊外路線が主体のため観光客が立ち寄ることは最も少ない地味なターミナルと言えます。
そうは言っても、堂々たる風格のある駅舎です。ここからオペラ座や、プランタンデパートのある地区までは十分徒歩圏内にあります。
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