2022年12月11日
大阪府岸和田市での仕事のため、帯広駅からとかち2号-南千歳-新千歳空港-伊丹空港と移動。どうやって岸和田まで行こうかと考えた結果、なんばまでリムジンバス。ここから南海電車に乗れば岸和田に着きますが、そんな普通の経路は選択しません。未乗の阪堺電気軌道に乗るため、恵美須町電停まで約40分の距離を徒歩で移動。ウォーキングの歩数も稼げます。電気街の日本橋には何故か昔来た記憶があります。何をしに来たのか全く覚えていませんが。
路面電車だから頻発しているのだろうと思い時刻表も確認せずに歩いてきましたが、なんとまさかの24分間隔。ちょうど数分前に行ってしまったばかりで20分ほどの待ち時間が生じてしまいました。
停留所の名前は漢字の恵美須町なのですが、やって来た電車の行き先表示はひらがなの"えびす町"になっていました。これも下調べ不足で、ここ始発の電車は途中の我孫子道止まり。その先浜寺駅前の終点まで行く電車はすべて天王寺始発でした。乗り継ぎ時間は4分なのでそんなに待たされることは無いのですが、結構混んでいてしばらく立ち乗車になります。
大和川を渡ると堺市に入ります。路面走行の区間が長く、信号待ちも多いから時間がかかります。恵美須町から終点浜寺駅前までは52分を要し、途中ですっかり日が暮れてしまいました。南海本線なら新今宮から羽衣まで空港急行で14分しかかかりません。
浜寺駅前から歩いて最寄りの"浜寺公園"駅へ。微妙に名前が違います。南海本線の方は確かに明治30年の開業時は"浜寺"駅だったようですが、明治40年に"浜寺公園"駅に改称しているそうです。一方阪堺の方は明治45年の開業なので改称後です。
下り線ホームの待合室はレトロな雰囲気。エアコン室外機の設置に苦労したあとが見て取れます。高架化工事の真っ最中で、すでに上り線は仮線に移されていました。この待合室ももうすぐ姿を消してしまうのでしょうね。
最近のコメント