2023年1月7日
年末の富良野スキー場に続きまして、新年最初の週末にトマムスキー場に来てみました。豊頃から富良野まではかなりの区間一般道を経由して3時間かかりますが、トマムまでは道東道を使って1.5時間で到着できます。つまり7時に出れば、9時のオープンから滑走可能ということです。
いささか早く着きすぎました。初めてきたのですが特に駐車場の誘導なども無く、はてどこに停めて良いのやら??北関東のスキー場のようにぞくぞく車がやってくるような感じでは無くのんびりしています。まだチケットカウンターも空いておらず、雪の中ぶらぶら。トマムマウンテンの山頂付近は雲がかかっていて見えません。
まずは雲海ゴンドラでトマムマウンテンの山頂下まで直行。左に降りるとドラゴンリッジ。尾根道のゲレンデでそんなに幅は広くなく、両側が崖ですし、前方も麓まで視界が開けています。傾斜はMax32度平均20度ということで、滑り出しはちょっと勇気が必要ですが、朝いちでゲレンデコンディションも良く無事に突破。アドレナリン出まくりです。
中腹から下は緩斜面になってしまうので、主に高速リフトのパウダーエキスプレスを使って中腹と山頂の間で滑走を楽しみます。パウダーエキスプレスの終点は雲海ゴンドラよりも高いところにあり、ドラゴンリッジ方向に行くためには非圧雪の林間急斜面を落ちていく必要があり、私のようなヘタレにはなかなか骨が折れます。無理せず右手のパノラマリッジ方向へ進み、途中から右側の崖下に落ちるように接続しているシルキーウェイ(Max28度、平均15度)も、特に滑り出し部分は気合が入りまくる斜面で楽しいです。
トマムのゲレンデの魅力はなにしろ山頂近くからの大パノラマと樹氷の光景。爽快な急斜面というところでしょうか。トマムマウンテン側の中腹から下や、標高の低いタワーマウンテン側のゲレンデは、斜度・雪質とも少し退屈な感じを受けました。それにしても関東近県のゲレンデでは味わえない雪質と風景を手軽に味わえるのは、冬の北海道で生活しているメリットであります。
帰り道、石勝線トマム駅に立ち寄ります。全列車が停車する主要駅ですが現在は無人駅です。国際リゾートの玄関口として大丈夫なのかと心配になりますが、スマホと位置情報を使ったQRコード乗車票のサービスが導入されており、南千歳・新千歳空港・札幌の各駅で下車する際に、自動券売機で精算できるのだそうです。ただし利用は自由席のみ。指定席を利用する場合は往路の時点で購入しておく必要があります。おおぞら・とかち系統ではチケットレス特急券のサービスは未導入。えきねっとを利用してトマムに来たあとに列車を変更したとしても、新得まで行かないと切符を発券できません。
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