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2023年8月29日 (火)

男鹿線

2023年3月18-19日

Dsc_1903  北に行ったり南に行ったり忙しいですが、この週末は秋田への出張です。十勝から秋田へは直接行く交通手段が無いので、金曜日の夜に羽田に飛んで、一泊して翌朝の飛行機で秋田空港まで移動。新千歳-秋田便を使う方法もありますが、車を帯広駅のパークアンドトレイン駐車場に停めるときには復路も新千歳からJR利用にしないといけないので、日程にいろいろと制約が出ます。

Dsc_1904  すっかり冬型の気圧配置が緩み、鳥海山もすっきりと見えています。

 翌日は帰宅するだけなので、午前中男鹿線に乗車。大学時代に東北ワイド周遊券+駅ネを駆使してで乗りつぶして以来の訪問です。男鹿半島と八郎潟の成り立ちを改めて調べてみたら、火山から南北2つの砂州ができて繋がった陸繋島で、その間に取り残されたのが八郎潟なんですね。なるほど。

Dsc_1909  男鹿線は追分から男鹿の間ですが、列車はすべて秋田駅からの直通です。2021年から交流版のACUMM(充電式電車)EV-E801系に統一されて、非電化区間なのにとっても静かで洗練されています。ワンマン運転にもかかわらず、全車両の全扉を開放し、車内での運賃収受は行わない大胆な方式になっています。https://www.jreast.co.jp/akita/pdf/20210727_oga.pdf 今回の乗車後の5月からは全線でSUICAが利用できるようになり、できるだけSUICAで乗ってということのようです。

 車両は2両ユニットで男鹿側が赤でパンタあり、秋田側が青でパンタ無し。なまはげのイラストが描かれています。

Dsc_1912  電化されている奥羽本線内では普通に電車として走行。非電化の男鹿線内ではバッテリー内の電気で走行。天王駅を出ると八郎潟と海をつなぐ水路を渡り、脇本から羽立の間は寒風山の山麓を縫うように走ります。

 終点の男鹿駅は駅舎が線路終端部、道の駅に近い方に新築移転されていました。烏山駅と同様充電用の剛体架線がパンタグラフ部の上のところにだけ張られています。(4連にも対応できるように、2箇所に架線があるのが面白い。)また各駅の駅名票には躍動感あるなまはげのイラストがあしらわれています。

 折返しは一本遅らせることにしてその間を利用して駅周辺、道の駅、港などを一回り。ポカポカ陽気です。男鹿みなと市民病院が岸壁すぐ近くに建てられているのを見まして、地震や台風の時に孤立するんじゃないかと心配になりました。

Dsc_1916  復路は秋田新幹線を利用。E6系になってからは初乗車だった気がします。

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